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『オールマイト！』
何がどうなってかオールマイトは脳無にバックドロップをかけたのに脳無の指を腹に食い込ませていた。シャツに血が滲んでいる。
緑「オールマイト！」
『おい、緑谷！』
策なんて考えずに飛び込んだら敵の思う壺だ。
爆「どけ、邪魔だ！」
黒霧の個性に呑まれる前に爆豪が上から緑谷を叩きつけて黒霧を抑えた。と同時に脳無が足元から凍り始め、オールマイトを掴んでいる指が緩んだ。
でかいし重そうだが仕方がない。ひとまず私はオールマイトを自分の近くに転移させ脳無から離れさせた。
『げほっ、えぇっと、痛み止め、はい、これ少しですが！』
問答無用で腕に鎮痛剤をぶっさした。見ているだけで痛いんだ。やめてくれ。
そしてもうこれ以上は個性を使えそうにない。オールマイトは分かってはいたが結構重かった。頭がクラクラする。感情の制御が効かない。
私は腕に爪を立てた。
『ふ、う、は、大丈夫ですか？』
オ「ありがとう、だが大丈夫だ。君ももう限界なんだろう？君たちは早く避__」
オールマイトが言い終える前に脳無が動いた。体の半分を氷で覆われていたので、腕と足が崩れた。
緑「か、体が割れているのに、動いてる！」
オ「下がれ！」
脳無の腕と足はものの十秒もかからずに再生した。
オ「どういう事だ。ショック吸収が個性じゃないのか？」
『あいつは、複数の個性を持っています。持てるように改造された。だから自我がない。命令を聞いているだけです』
オ「複数の個性！？」
死「ふうん、よく知ってるねぇ、まあとりあえず、出入り口の確保だ。脳無」
『やば、爆豪！』
私が振り向くより、脳無とオールマイトの方が早かった。凄まじい爆音とともにエリアを仕切る壁が砕け、あたりは土煙に包まれた。
爆豪も含め生徒は無事だ。
『爆豪！大丈夫か！？』
緑「え！？かっちゃん？避けたの？凄いね！」
脳無はそこにいる。爆豪も、ということはあそこにいるのは、
『オールマイト…』
衝撃をなんとか腕でガードしたが、ダメージを避けきれなかったオールマイトがいた。息も切れているし、血も吐いている。さっきの脳無のせいじゃないだろう。
死「子供を庇ったか、さすがだねヒーロー」
まるでゲームの話をするような口調の死柄木の声は、おおよそこの場に似合わない。イかれている。それが一番合う。
轟「三対五だ」
緑「あのモヤの弱点はかっちゃんが暴いた」
切「オールマイトのサポートを俺らがすれば、撃退できる…！」
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率(プロフ) - とむらさん» 確かに…原作で大事になってきそうですね…今まで戦闘訓練も二人組にしてたけど三人組にすればいい話ですね！すみません、次回から青山くん編入させます！ほんとコロコロ変えてしまって申し訳ない… (2018年10月15日 2時) (
レス) id: 50d8353751 (このIDを非表示/違反報告)
とむら(プロフ) - 青山居ないって大丈夫ですか？原作の方で意外と重要な気もするのですが……もしそれも踏まえてB組にしたのならすみません。 (2018年10月14日 21時) (レス) id: fe1253ce58 (このIDを非表示/違反報告)
率(プロフ) - †NANA†さん» 本当だ…ご指摘ありがとうございます！恥ずかしいミスをしておりました… (2018年10月12日 17時) (レス) id: 50d8353751 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ6で、「上から四番目」ではなく「上から三番目」だと思います。 (2018年10月12日 16時) (レス) id: 288d462176 (このIDを非表示/違反報告)
率(プロフ) - 琥珀さん» 青山君は人数的な事情でいません。ごめんなさい…彼はB組に行ったんです。多分夢主ちゃん体育祭の組み合わせや期末の試験も青山君のポジションになるかと… (2018年9月22日 6時) (レス) id: 50d8353751 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：率です | 作成日時：2018年9月1日 18時
