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ジェシーの身体が力が抜けるように柔らかくなって瞳の鋭さが消えていくと、本来の彼の優しい表情に変わった
「俺…は…あれ？…Aちゃん？」
『うん、私だよ。ジェシーくん、久しぶりだね！』
「…ここは…一体…っ、」
『ジェシーくん！！』
気を失ったように倒れ込んでしまった彼に阿部が急いで駆け寄ってきた
「…操りの効果が消えて…眠りについたみたいだね。しばらくしたらまた目覚めるよ」
『そう…よかった…』
「それにしても…まさかそのネックレスがジェシーの記憶を呼び起こすなんてね」
『ふふ、ほんとに。だってこれは
……彼の私の将来を誓い合った証だもの』
「……今度、宝石商を呼びましょう」
「えー！阿部ちゃんそれって嫉妬して新しいネックレス買おうとしてなーい？」
「佐久間さ、急に冴えるのやめてくれない？」
『うふふ、亮平のプレゼントならなんでも嬉しいわ。無理しないで？』
「俺っちも今度なんか身につけられるもの持ってこよーっと」
「どっかの悪党から盗んだものとかだめだからね？」
「阿部ちゃんひっどー！俺っち、そんなことしないよー？」
『もう2人ともそれくらいにして、ね？とりあえずジェシーくんを運びましょう』
疑念が消えた屋敷は今までのように平和に戻った。ジェシーが目覚める時を待って、本当の敵を解明するまではしばしゆったりした時間が流れていた
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明くる朝、バタバタと廊下から騒がしい音がして目覚める
「お嬢様、よろしいでしょうか」
『ええ、どうぞ』
目黒が一礼して姿を見せると、珍しく困惑の表情だった
『なにかあったの…？』
「実は、……ジェシー様のお姿が…」
『っ、え！』
「一瞬にして連れ去られたようです。ただ置き手紙が…」
目黒がおずおずと１枚の紙を私に見せる
─── これが全ての終わりの始まり
─── 必ず貴女を手に入れる、その時まで
『…この最後のローマ字は…』
「阿部ちゃん曰く、敵のグループ名かと」
『……SixTONES』
「彼らの狙いはあくまでもAお嬢様のようです。…今後また何かしら動いてくるかもしれません」
『そうね…ジェシー君は無事なのかしら…』
今回の事件がもし彼の自分の意思でないとすれば、このSixTONESというグループに利用されたとしか…
「お嬢様、今は…いつもの日常を過ごしましょう。康二が食堂で待っています」
目黒の言葉に、は、と今の状況を思い出し、笑顔でその提案を呑んだ
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kae(プロフ) - ひよこごはん(赤月 アズ)さん» ひよこごはん様〜！再度のコメントありがとうございます🫶🏻う、嬉しい…力強いメッセージでエネルギー分けていただきました！！のんびりな私を今後ともよろしくお願いします✨ (2022年11月3日 7時) (
レス) id: 3dfc085b7d (このIDを非表示/違反報告)
ひよこごはん(赤月 アズ)(プロフ) - 2章完結おめでとうございます!!!作者様のペースで頑張ってください!完結までついていきます!!!! (2022年11月3日 1時) (レス) @page50 id: 339e8970fe (このIDを非表示/違反報告)
kae(プロフ) - のんさん» のん様、日頃より優しいお言葉をありがとうございます😭ほんっっとうに励みになります……これからもお付き合いいただければ幸いです😭 (2022年11月3日 0時) (レス) id: 3dfc085b7d (このIDを非表示/違反報告)
のん - お久しぶりです！のんです。2章完結おめでとうございます🎉これからも応援してますのでゆっくりで大丈夫ですので執筆活動頑張ってください😊 (2022年11月2日 23時) (レス) @page50 id: 826efce59b (このIDを非表示/違反報告)
kae(プロフ) - たぬさん» たぬ様、嬉しいコメントありがとうございます！自己満の配役も喜んでいただけて感激です😢お気遣いまでいただいて優しさに甘えます。笑 なかなかの亀更新ですがお付き合いいただけると幸いです♡ (2022年9月30日 20時) (レス) id: 3dfc085b7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kae
| 作成日時：2022年6月15日 23時
