緑でええやんか！《大倉》part３

〜１２２〜 ページ22

〜信五side〜

7本、っていう微妙な本数を倒して成瀬さんの所に戻った。

信「横ー、次やで」

侯「あ、おん」

立ち上がって玉を持った横が俺達の方に振り返った。

侯「雛、よう見とけよ。
本物のストライク見せたるで」

信「何を対抗してんねん(笑)
しかも俺に言われても困るわ(笑)」

す「真似すなや!!」

侯「してへんし」

す「してるし」

侯「してへんし」

す「して…」

信「早よせんかい!!」

ぶつぶついいながら、横が玉を投げた。

A「あ…」

ありゃ、成瀬さん横に心奪われちゃってるやん。

まあ、確かにボーリングしてる横は格好ええ思うで。

こうやって簡単に、ストライク取るんやから。

忠「A!!A見といて俺投げるから!!」

焦った大倉が気合い入れて投げるけど、
気合い入れすぎて空回り。

成瀬さん苦笑してるやん。

A「下手(笑)」

忠「や、ちゃうねん!!俺こんなんちゃうねん!!」

A「ふーん」

忠「もっと俺に興味持って!?」





す「横、俺と勝負やで!!」

侯「えー」

す「絶対負けへん」

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