初心者用ポケモン ページ13
プラターヌ「さてナミくんから話は聞いたよ
新しいパートナーポケモンをあげるよっと……言いたいところだけど…」
ナミ「何かあったんですか?」
プラターヌ「実はね 今日新人トレーナーが三人もできて
初心者用ポケモンはその三人にあげたんだよ」
ナミ「かわりのポケモンはいないんですか?」
プラターヌ「もちろん かわりのポケモンはもちろん用意してるよ
この3匹から選んで」
プラターヌは3つのボールを上に投げた
ポンッポンッポンッ
「ダネ!」
「カゲ……」
「ゼニ!」
プラターヌ「この3匹はカントー地方の初心者用ポケモンなんだ
左から草、毒タイプのフシギダネ」
フシギダネ「ダネ!」
プラターヌ「真ん中は炎タイプのヒトカゲ」
ヒトカゲ「カゲ…」
プラターヌ「右は水タイプのゼニガメ」
ゼニガメ「ゼニ!」
雅「皆かわいいね」
フシギダネとゼニガメは自分を選んでくれと言ってる
雅「あれ?」
ヒトカゲだけがいなかった
雅「ヒトカゲは…」
周りを見ると、ヒトカゲは隅っこ にいた
雅「なんでヒトカゲは隅っこにいるんですか?」
プラターヌ「あの子はね、トレーナーから傷つけられて捨てられた子なんだ」
雅「だから……お腹やしっぽに古傷があるんですね」
プラターヌ「僕にもなついてくれなくてね……
トレーナーから捨てられたのを知ったのは、巡査さんが保護してくれた時なんだ」
ナミ「ひどい話ですね…」
雅「………」
雅は黙ってヒトカゲを見ていた
ヒトカゲは雅を見たが目をそらした
雅「ヒトカゲ おいで?」
雅はその場で座りながら、両手を広げ「おいで?」って言った
ヒトカゲ「カゲ…」
ヒトカゲは雅に少しずつ近寄った
雅「よしよし」
雅は近寄ったヒトカゲの頭を優しく撫でた
プラターヌ「すごいな 僕でも近寄ってくれなかったのに、雅くんだと近寄ってくれるだね」
雅「怖くない怖くない」
ヒトカゲ「カゲ…」
プラターヌは思いついたのか、雅に聞いた
プラターヌ「雅くん よかったらそのヒトカゲを旅に連れていってくれない?」
雅「え……いいんですか?」
プラターヌ「雅くんになついているみたいし、きっと雅くんならヒトカゲの心を開いてくれると思うんだ」
雅はヒトカゲを見た
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魅庵(プロフ) - 続き楽しみにしてます!更新がんばってください!応援してます!! (2014年10月1日 3時) (レス) id: 7de838a634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:☆葵☆ | 作成日時:2013年9月18日 22時