Knights子育てはじめます

子育て1日目 ページ4

「つまりぃ？あんずのクラスメイトの逆先夏目のお手伝いをしてたらAが薬ひっくり返しちゃって、それをモロに被ったAが赤ちゃんになった。まとめるとこういうことでいいわけぇ？」




赤ちゃんになってしまったAを預かったKnightsメンバー。事情も分からないメンバーはとりあえず嵐のように去っていったあんずを捕獲し詳しいことを聞きだした



「そんなこと現実に有り得るのですか？！」



「有り得ないけど起こっちゃったしね。それにここ、何しても許される世界だから」



「やだ凛月ちゃんったら。少しメタいわよぉ」



「ちょっとそこ！コントやってる暇じゃないから！あと王様ちゃんと話聞いて。壁に楽譜書かないで。五線譜あげるから！」



「A見てたらインスピレーション湧いてきたんだ！」




「夏目くんによると開発途中の薬だったらしくて…。1日1歳ずつ成長していく薬らしくて。Aちゃんが元に戻るのも早くて16日はかかるだろうと思います」



「ますます意味わかんないんだけどぉ？！」



あんずから詳しいことを聞いたものの現実的に考えてありえないことなのでさらに混乱する泉と司。柔軟な考えが出来る嵐と凛月はこの状況を楽しんでいるようで。レオはレオでまず話を聞いてたかどうかも怪しい



「Aちゃんの成長を見届けられるなんて素敵なことじゃなぁい！」



「簡単に言ってくれるけどさぁ！1から育てるってことはミルクとかも用意しなきゃいけないってことでしょぉ？」



「その点はご心配なく。既に手配してあります」



「かさくんはなんでそんなイキイキしてる訳ぇ？」



「可愛い可愛いAの成長を見届けるなんてこれ以上ないくらいの幸せです！瀬名先輩もそうは思いませんか！？」



「いや思うけどさぁ！」



「お兄ちゃんと呼んでもらいたくはありませんか！」



「超呼んでほしい！」



「スーちゃんとセッちゃん変なスイッチ入っちゃった」



「泉ちゃんはともかく、司ちゃんまでなんて珍しいわねぇ。ねぇAちゃん」



『あい！』



嵐や凛月にあやされてすっかりご機嫌なA。先程司の使用人たちに持ってきてもらったオモチャで楽しそうに遊んでいる



「Aはちっちゃい時から可愛いんだな！ほっぺぷにぷにだぞ！」



「ホントだ。いい枕になりそう」



「そんなことしたらAちゃん潰れちゃうわよ」




司と泉が口論(？)している内に他のメンバーはAのほっぺたを堪能しましたとさ

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