あそびばひゃっほい3 ページ14
あそびば『ぼくたちのあそびば〜』
高橋「今回はAの持ち込み企画です“競技かるたをやってみよう!”」
『キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!』
鳥越「いつからやってんの?」
『生まれた時からですね』
高橋「嘘、嘘はダメでしょ」
『まじだよ!!生まれた時から読み聞いて札触って並べてきましたから!』
井阪「えそれはまたなんで」
『かなり暗い話になるけど?』
高橋「やめとこう」
『そんじゃあ、早速ご覧下さい!』
ゆう「なんか畳ある」
『家から持ってきました、簡易畳です!!それでは今日はね、決まり字覚えてもらいましょうか』
ゆう「おぉ」
『それじゃあ早速むすめふさほせうつしもゆを…』
井阪「先生、先生、沢口先生、」
『はい』
井阪「決まり字とは…?」
『そっからか?』
高橋「あのね、俺ら一般人だから」
『えーっと、決まり字って言うのはそこまで聞いたらその札を取れる字のことです
例えば有名なちはやぶるだったら、“ち”だけだと他に“ちぎりき”“ちぎりお”があるんですけど、“ちは”まで聞けば、ちはやぶるの札を取れるんですよね』
高橋「んでそのむつめ?」
『むすめふさほせっていうのは、1字で取れる…つまり他にその音で始まる札がない歌ですね
それぞれこの札です。“むらさめの”“すみのえの”“めぐりあひて”“ふくからに”“さびしさに”“ほととぎす”“せをはやみ”ですね
うつしもゆは、2字決まり…つまり2字目まで聞かないと取れない札です、それぞれ“うらみわび”“うかりける”、“つきみれば”“つくばねの”、“しのぶれど”“しらつゆに”、“もろともに”“ももしきや”、“ゆうされば”“ゆらのとを”です
そしてこれだけだと奇数になっちゃうので“ちはやぶる”も入れましょうかね
これを覚えてもらいます』
鳥越「アホなんか!?いや何枚あんねん」
『たったの18枚ですよ、簡単です、百人一首やる人百枚覚えるんですからね?』
高橋「5分の1じゃん」
『簡単です、はい行きましょう』
ー説明終了ー
鳥越「まぁ、いけるか?」
ゆう「何となく覚えた」
『じゃあ今回の試合のルールを説明しましょうかね、
今回はさすがに私VS4人でやりましょうか、みなさんで札の配置とか相談してもらって決めて
ローテでみなさんで5枚取れたら勝ち、私は普通のルールでやります』
高橋「あの、普通のルールってのは?」
『自陣の札を無くした方が勝ちです!それじゃ行きましょうか!』
続く⬇️
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作者名:Neko※Alice | 作者ホームページ:あると思うかい?
作成日時:2023年10月11日 23時