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ギャラリー ページ22

「うわぁ…人多いねぇ」

玉「ほんとだね。笑」



玉ちゃんとお手洗いに行ってから応援のためにバレーコートに行くと、我先にと場所どりをする人々。

二回戦目にして、このザワつき。
ヤス先輩のクラスとうちのクラスの試合のギャラリーがなかなかの人数。同じフロアにも二階にも至る所にギャラリーが。

イケメンが揃うとこういうことになるのね。



『大倉くーん!』

『安田くーん!』



そして、至る所から女子の黄色い声援。
忠義くんもヤス先輩も気にしてないのがクール過ぎてかっこいい。

他の男の子の名前を呼ぶ声もちらほら聞こえて、イケメンのところにはイケメンが集まるんだな〜なんて思った。類は友を呼ぶ。ルイトモ。



安「んぁ!Aちゃーーーん!」



同クラ特権でベンチの後ろで応援ができるからラッキー。移動していると、私に気づいたヤス先輩に名前を呼ばれた。

顔を上げると、にっこにこでぴょんぴょん跳ねながら大きく手を振るヤス先輩と、ものすごい剣幕でこちらを睨むヤス先輩のクラスの方々(女の子)。笑

苦笑いしつつ、小さく手を振り返した。



大「Aちゃん!今はヤスとのコンタクトは禁止やで!」



そんな私とヤス先輩のやりとりを遮るかのように立ち塞がった忠義くん。仁王立ちで腕組んでこちらにビシッと指差してくる。



大「スパイ疑惑かけるからな!」

「スパイって。笑」

大「ええから俺の応援してなさい!」

「はーい。かしこまりました」



なんか忠義くんが子どもっぽく思えてしまう。
私の返事に満足したのか、ややぷりぷりしながらもコートに戻って行った。

ヤス先輩の方に目を向けると、たまたま目が合ったから、忠義くんを気にしつつバレないように小さく手を振った。




玉「なんか、取りあいっこされてるみたいだね。笑」

「いやいや、忠義くん…たぶんヤス先輩のことわざと煽ってるんじゃないかなぁ」

玉「煽る?」

「うん…忠義くんって、ドSやん?」

玉「ああ…なるほど。笑」



コートには、大きいクマさんと小さいペンギンさんがネットを挟んで睨み合って立っていた。

なんや(青side)→←あるあるな展開



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設定タグ:関ジャニ , 安田章大   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - 初めてのコメント失礼します。これからも「ヤンキーくんと元やんちゃん」を読ませて頂きたいので、のんびり少しずつ更新して頂けると嬉しいです。御多忙との事ですが、どうか御無理せず、お体に気を付けてください。応援しています。 (2021年3月28日 21時) (レス) id: 0f0f6f6b4e (このIDを非表示/違反報告)
おゆ(プロフ) - ∞ヤンマーEIGHTER∞さん» こちらにもコメントありがとうございます( *;∀;) ご期待に副えるように尽力します! (2019年8月29日 23時) (レス) id: 2aceb7dd30 (このIDを非表示/違反報告)
∞ヤンマーEIGHTER∞(プロフ) - 移行おめでとうございます!!これからも、ヤンキーなメンバーが見れて嬉しいです!頑張ってください!!!応援してます!! (2019年8月28日 17時) (レス) id: 54e9c54bda (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おゆ | 作成日時:2019年8月28日 17時

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