お供二十三 初任務 ページ27
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「〜で、2級相当の呪霊が1〜2体程です。特級がいる可能性有り」
はいどうも五色Aです。初任務は森の中です。
「…了解」
え、なんか悟先輩がしっかり任務やろうとしてる。意外。←失礼
「では帳を下ろします。
闇より出でて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え」
「ほら、行くぞA」
「はーい...ん?...今、私の名前呼びましたよね?ね?」
「なんかあった時お前とかじゃ不便だろうが。ま、俺に限ってそんな事ないだろうけどな」
「うわ。今フラグ建てやがりましたね。そういう事言う時に限ってそんな事あるんですよ」
一級フラグ建築士かよ、アンタ。
「自信はあった方がいいじゃん」
「まーそれはそうですけど、自信ありすぎると足を掬われますよ、いつか」
「いつかっていつだよ」
「そんなの誰にも分かりませんよ。学生の頃かもしれないし、大人になってからかもしれないし」
「あーはいはいそうですねー」
「その対応腹立ちますね。ブン殴りたくなります」
「殴れるもんなら殴ってみろよ。ほらほら」
「いいですよ殴ってやります。そこに止まっててください」
そんな小競り合いをしてると、
ドッガァン ドゴォン
呪霊さんが木を突き倒してこんにちは。
「おー、早速。あ、Aお前術式使ってみろ」
………え?
「あ、はい分かりました。でも使えなかったら守ってくださいね!」
急に言われて一瞬思考停止したわ。
「おー」
よし、頑張るぞー。
……ん?どうやって術式使えばいいんだ?
「悟先輩。どうやって術式使ったらいいんですか?」
「そんなの感覚だろ。感覚掴め」
「え〜。アドバイスになってないですよそれ」
「知らね」
ざっつ。後輩死んでもいいのかよ。
ま、いいわ。さて、どうしようかなー。感覚って言ってもなー。
ブラックホール的なやつって事は分かってるけどなー。
ってこんな事考えてる暇無いんだけどね。
普通に呪霊襲いかかって来てるし。何とか避けてるけど。
避けてる私普通に凄くね?
「早く祓わないと特級とかのもう一体呪霊来るかもな」
「え!?」
もう一回フラグ建てやがって!早く祓わないとフラグ回収しちゃu(( ドッガァァァァン ボコッボコッ
はい回収お疲れ様。…それにしても
「この量って結構ヤバくないですか?」
「…まぁまぁだろ」
まぁまぁって…見渡す限り呪霊ですけれども。
…ん?これ私術式使えなきゃ死ぬのでは?
え、ヤバい。マジでヤバい。
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レモン紅茶 - ウォンさん» コメントありがとうございます!これからも頑張らせて頂きます!誤字の件は五条と五色で紛らわしいですよね…笑 こちらも紛らわしい苗字にしてしまってすみません…!!反省はしません! (2020年11月30日 16時) (レス) id: e7c168c4f9 (このIDを非表示/違反報告)
ウォン(プロフ) - うわぁぁすみません誤字の件勘違いでした...笑すみません!! (2020年11月29日 22時) (レス) id: 0ed110d679 (このIDを非表示/違反報告)
ウォン(プロフ) - コメント失礼します!とっても面白いです、素敵な小説ありがとうございます!これからも頑張ってください!あと、誤字で五条先生が五色先生になってます!笑(小声) (2020年11月29日 22時) (レス) id: 0ed110d679 (このIDを非表示/違反報告)
りなりん(プロフ) - レモン紅茶さん» ぜひ感想を書いてくれると嬉しいです^^面白いですよ。 (2020年10月6日 21時) (レス) id: 4712018df1 (このIDを非表示/違反報告)
レモン紅茶 - りなりん様 ありがとうございます!そしてりなりん様の作品スマブラですね!作者スマブラ好きなので時間があったら見てみたいと思います!コメントありがとうございました! (2020年10月6日 21時) (レス) id: e8af690d8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レモン紅茶 | 作成日時:2020年9月14日 18時