【気紛れ】季節外れのおれんじふろーと(えんど)【短編】 (ページ2)

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＊傲り高ぶりディレンマ【青葉シゲル】ページ2

純粋で純真で純心で、無垢な少女のまま？無邪気な子供のまま？

違う、あたしはけがれている…。

年端もいかぬ少女の振りをしていただけに過ぎないの。

あなたにアイされたくて…、あなたをアイしたくって…。ただそれだけ、それだけよ。

「翼ちゃん」

『青葉さん…！お久し振りですッ！』

「相変わらず元気だねー」

『ええ、そりゃあもうッ！…なんたって我が君青葉さんに会えてっ、嬉しさがマックス…』

「？なんだい？」

『いい、いえッ…なんでも！
えっと…これから、どちらに？』

「昼飯！」

『お昼休みなんですね！いやァっ、素晴らしい！』

「(素晴らしい…？)
翼ちゃんはもうご飯食べた？」

『いえ、まだですが…』

「良かったらいっしょに行かないか？ご馳走するよ」

『なっ…あ、いえ、ですが…』

「あ…イヤ、だった？」

『イヤなんてとんでもないですッ…！行きたいです、行きたいですよ！？』

「じゃあなんで…」

『なんかもッ…申し訳、なくってっ…！』

「何を遠慮して！」

『じゃっ…じゃあ、ご一緒…させてもらってもよろしい、でしょうかっ…か？』

「なにそのドモリ方！
よしっ、行こう！」

『はっ…はいッ！』
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20代がトリップして14歳に…！って設定