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黄「……きみ、く……？お、くら……？」
酸素マスクを白く曇らせて亮ちゃんが俺らを呼んだ。口には酸素、腕には血圧計と何本もの点滴。胸につけられた赤と緑のコードが心電図に繋がっていてる。指先すらもクリップのようなものを付けられていて、亮ちゃんの自由はほんまに１日で終わってまうんやなぁと思う。
でも、それに同情しとるわけではない。
それが「かわいそう」やから友達になろうって思ってるわけやない。
ただほんまに２人で過ごした時間が楽しかったから。
黄「……ふた、り……おるなら、ここてんごく、ちゃうな？」
黒「・・・・そうやで。ここは、俺と大倉くんと、亮がおる場所や」
汗で額にはりついた亮ちゃんの前髪を優しく撫でながら、横山くんが言う。
黄「……ごめ、かってに、びょ……いん、ぬけだして」
黒「ん、ええよ。外、楽しかったか？」
うん、と亮ちゃんが頷く。
黒「なら良かったな。ええ〖友達〗もできたしなぁ」
黄「・・・・・・」
亮ちゃんが少し困った顔をして俺を見たので、駆け寄ってここにも点滴の針が刺さっている手の甲をそっと握る。
緑「明日も会いに来るから。明後日も会いにくる。その次の日も、亮ちゃんが退院するまでしつこくしつこく会いに来るから。それを何でも屋の社長に言うたら、バイトクビになってもうた(笑)
やから、亮ちゃん。普通の男子高生の放課後とはちょっとちゃうかもしれんけど、これからも俺と普通の友達でおってぇよ」
亮ちゃんは、しゃあないなぁって笑ってくれた。
亮ちゃんは天国に行かないし、天使じゃないし、ただの俺の「友達」
そして俺にとっても当たり前に生きる希望の一つ。
END
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rin - それと同時に、何年も好きでいさせてくれる、年々好きにさせてくれる関ジャニ∞とすばるくんには、やっぱり感謝しかありません。 (2020年7月8日 7時) (
レス) id: c32b62bc0a (このIDを非表示/違反報告)
rin - オモイダマ歌詞に応募した高校時代、関ジャニ∞が先生だったら…と妄想をしていたので、文字起こししていただいて感激です！私の陳腐な妄想の何倍も素晴らしい素敵なお話でした！そして先日はRe:LIVEに応募しました。何年経っても、自分がやることが同じで驚きます(笑) (2020年7月8日 7時) (レス) id: c32b62bc0a (このIDを非表示/違反報告)
rin - すばるくんが院内学級の先生設定のお話、書いていただけるとは思わずびっくりしましたがそれ以上に嬉かったです。何度も何度も、繰り返し読んでいます。"こんな大人に…"なんて書きましたが、一応成人しています。紛らわしくてすみません(笑) (2020年7月8日 7時) (レス) id: c32b62bc0a (このIDを非表示/違反報告)
ララ(プロフ) - はぁーーーーーやられました、素敵すぎる小説ありがとうございました……！！！！終始ニヤニヤしてしまいました、小さい青さんも緑さんも最高です…暴投のようなリクエストに丁寧にお答え頂き感謝感激です、、、ありがとうございました……！ (2020年7月3日 23時) (レス) id: 4dd0f1c284 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - goudamari93さん» そうなんですか！すみませんでした！楽しく読ませていただきますね！またリクが再開した際にはリクエストさせていただきます！頑張ってください^ ^ (2020年6月28日 11時) (レス) id: 4d2690cb8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごーだまり | 作成日時：2020年6月26日 20時
