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緑「あの…時間くらい前に尿を出そうとしたら…その、全然出んくて。どんだけ経っても出んくて、無理やり排尿しようとしたら鈍い痛みもあってそれから…―ーッ、ずっと下腹がえぐるように、かなり、はぁっ…、い、痛いんです」
え、なに？
尿が出ないことが危険な状態であるってことは素人の俺でも分かる。
看護士「分かりました!直ぐ処置室へどうぞ」
痛みに耐えながらも淡々とに症状を伝えるタツの声と看護士さんの焦った声が俺の耳に同時に飛び込んできて、狼狽えていたらタツは処置室にあっという間に連れて行かれてもうた。
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1時間過ぎてもタツは処置室から出て来ない。自分のマネを通してタツのマネには連絡をした。俺がひとりオロオロしてもタツの症状が和らいだりするワケやないからと思ってカバンの中に入れていたタツが「また特番！」って褒めれくれた番組の台本を読み込もうにも何も手に着かない。
「あ、大倉さんの付き添いの方中へお入りください」
紫「はいっっっ」
ようやく呼ばれて処置室の中に入ればー・・・
紫「た、タツ・・・・」
緑「信ちゃ・・心配かけてごめんな」
どこもかしこも真っ白い病室のベッドの上には管だらけのタツがおった。点滴、酸素、心電図、そして、簡易的なバスタオルがお腹のあたりにかけてあるところから伸びているチューブ。その先はパックのような袋に繋がっていて、パックの中には黄色の液体が入っていた。
ほんの数時間前まで自由に飲んで食べて笑って歩いていたタツと全然リンクせずに、上擦った声が出てしまう。
先生「ええと、大倉さんはですね・・・・」
緑「あ、自分で説明します」
ベッドに寝ころんだままのタツに手招きされて、タツの傍へ行く。
緑「俺な、いろんなことが原因で前立腺っていうところが普通より肥大してもうて、おしっこが出にくくなってんねんて。それで今緊急におしっこを抜いて貰う管つけてて、楽になったとこ。これが終わったら直ぐ帰れるから、大丈夫。仕事も明後日からは復帰できるって。やからほんまに大丈夫・・・はぁはぁ、信ちゃん心配させてもぉてごめんな」
一気に捲し立てたタツが苦しそうに息を乱して俺に謝ってくる。
いろいろ聞きたいことはあったけど、タツが必死に大丈夫って言ってくるもんやから、「そうか、大丈夫やな」と手を握りながら繰り返した。
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rin - それと同時に、何年も好きでいさせてくれる、年々好きにさせてくれる関ジャニ∞とすばるくんには、やっぱり感謝しかありません。 (2020年7月8日 7時) (
レス) id: c32b62bc0a (このIDを非表示/違反報告)
rin - オモイダマ歌詞に応募した高校時代、関ジャニ∞が先生だったら…と妄想をしていたので、文字起こししていただいて感激です！私の陳腐な妄想の何倍も素晴らしい素敵なお話でした！そして先日はRe:LIVEに応募しました。何年経っても、自分がやることが同じで驚きます(笑) (2020年7月8日 7時) (レス) id: c32b62bc0a (このIDを非表示/違反報告)
rin - すばるくんが院内学級の先生設定のお話、書いていただけるとは思わずびっくりしましたがそれ以上に嬉かったです。何度も何度も、繰り返し読んでいます。"こんな大人に…"なんて書きましたが、一応成人しています。紛らわしくてすみません(笑) (2020年7月8日 7時) (レス) id: c32b62bc0a (このIDを非表示/違反報告)
ララ(プロフ) - はぁーーーーーやられました、素敵すぎる小説ありがとうございました……！！！！終始ニヤニヤしてしまいました、小さい青さんも緑さんも最高です…暴投のようなリクエストに丁寧にお答え頂き感謝感激です、、、ありがとうございました……！ (2020年7月3日 23時) (レス) id: 4dd0f1c284 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - goudamari93さん» そうなんですか！すみませんでした！楽しく読ませていただきますね！またリクが再開した際にはリクエストさせていただきます！頑張ってください^ ^ (2020年6月28日 11時) (レス) id: 4d2690cb8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごーだまり | 作成日時：2020年6月26日 20時
