730 決戦前 5 ページ30
A side
ＪＮ「大丈夫…
きっと上手くいくよ…」
部屋から出る前に…
後ろからギュッとされる…
ＪＮ「僕は信じてる…」
A「ありがと…じゃ行ってくる…」
ジニョンさんの顔を見たら…
行くのを躊躇してしまいそうだから…
後ろを振り返らずに部屋を出て…
すぐ自分の部屋に戻る…
ヨナ「やっと戻ってきた…
ったくいつまでジニョンくんとまったりしてんのよ？」
A「ごめん(笑)…」
ヨナ「ホントに行く気？」
A「うん…」
ヨナ「ジニョンくんに引き止められなかった？」
A「うん…でも行くって決めたから…」
ヨナ「なんていうのか…
私も頑固だけどAも相当ね…」
A「ね(笑)…
すぐ準備するね…少し待ってて…」
慌てて身支度をする…
A「ＪＢさん怒ってない？」
ヨナ「どうして？」
A「大事なイブだし…」
ヨナ「いいのいいの…
こんな事で怒るジェボムじゃないから…」
A「そう？
だっていつも他愛もない事で喧嘩ばっかしてんじゃん？」
ヨナ「これ見て…」
見慣れない左手薬指の指輪…
ヨナ「いいでしょ？」
A「これってカッブルリング？」
ヨナ「うん…さっき貰ったの…」
A「そっか…」
ヨナ「私…こうと決めたら１歩も退かないでしょ？
ジェボムはね…こんな私をちゃんと認めてくれる…
毎日喧嘩ばっかだけど…わがままジェボムと長く付き合えてるのは…恋愛関係だけじゃなく信頼関係も築けてきたから…」
A「なんかいい話…じーんって来る…」
ヨナ「ははは…そう？」
A「私も早くヨナ達みたくなりたいな…」
ヨナ「じゃジニョンくんをもっともっと信じなさい…」
A「うん…」
ヨナ「あれ？その左手小指の指輪…」
A「あっこれ？」
手のひらを照明の方にかざす…
A「いいでしょ？
私もジニョンさんに貰ったの…
今日が上手くいくように…今のこの幸せが逃げないように…もっともっと二人の距離が縮まる様にって…」
ヨナ「へぇジニョンくんそんな事言ってくれたんだ？
だったら今日頑張んなきゃ…」
A「うん…」
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2018年1月9日 19時
