686 バイトくんとバイトちゃん 3 ページ36
A side
いつの間にか…
マクさん達はいなくなり…
交代するように…
カウンター席にはＪＢさんとヨンジェくん…
そして…
一席空けてジェクくんとバイトちゃんが…
横並びで会話しながらご飯を食べている…
A「ジェクくんとバイトちゃん…楽しそうに話してる…
もしかして顔見知りなのかな？」
ＪＮ「さぁどうかな？
初対面であの距離感は不自然…
近すぎだよね…これは絶対何かある(笑)…」
A「ね(笑)…」
ＪＮ「じゃそろそろ僕もお昼にするよ…」
A「うん…
疲れてるのにホントにありがと…」
ＪＮ「いいんだ…
Aと一緒の時間を過ごせたから…」
人目を気にせず…
耳元で
A「バカ…バイトくんに気付かれちゃうじゃん？」
ＪＮ「ま…いいじゃん…
彼女いないってさっき言ってたからAは僕のだってちゃんと分からせとかないと…」
ジニョンさんは…
エプロンを脱ぎ軽くたたんで私に渡すと…
バイトくんの耳元でも何かを呟いて…
おじいちゃんの前に座った…
バイトくんは…
しばらくボーッと天井を見上げて…
そして…
ニヤニヤと含み笑いをしながらお皿を洗っている…
A「料理あがったよ…
３番テーブルね…」
ボロネーゼをカウンター越しのおばあちゃんに渡して…
さりげなくバイトくんの横へ行く…
A「(ジニョンさんに声をかけられて)今…すごく幸せでしょ(笑)？」
ＪＦ「は…はい(笑)…
僕のロールモデルはジニョンさんですから…」
A「そう(笑)…
で…さっきは何て声かけられたの？」
ＪＦ「よく周りを見れてる…大したもんだ…
君ならやれる頑張れって…
それと…」
A「それと？」
ＪＦ「また時間があったら二人きりでご飯でも行こうって…」
さすがジニョンさん…
イチ練習生に対してなんて神対応…
ジニョンさんは…
おじいちゃん達と会話しながら…
さっきからずっと穏やかな表情で私を追っている…
もう…
ホントに二人の関係がばれちゃうよ…
バイトくんが背を向けたのを確認してから…
そ
ん
な
に
見
な
い
で
ジニョンさんに向かってそう口パクすると…
笑いじわを作りながら苦笑いして…
あかんべーをしてから…
わざと目線を外した…
母「さ…Aもご飯にしてすぐ部屋に戻りなさい…
まだ仕事に入る時間じゃないわ…」
A「うん…」
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2017年11月6日 21時
