455 特別な日 7 ページ5
ヨナ side
ブォォォォー
いつの間にか…
ジェボムと一緒にいる時は…
当たり前の様に髪を乾かして貰える様になった…
フワフワして…
ホント気持ちがいい…
ＪＢ「お前さ…Aさんがどこに住んでんのか知ってる？」
ヨナ「何よ？いきなり急に…
店の近くで独り暮しをしている…
あの辺って高そうなマンションばかりだから…多分そのどこかでしょ…」
ＪＢ「いや…それがどうも違うらしい…
ありえねぇくらいのポロアパートに住んでるってよ…」
ヨナ「うそだ…」
ＪＢ「じゃこれ読んでみろよ…」
スマホを渡され…
ジニョンくんからのメッセージに目を通す…
ヨナ「ふーん…それはジニョンくん心配よね…
要約すると…Aを早く引っ越しさせたいから一緒に生活する気はないかってことね？」
ＪＢ「あぁ…
ヨナどうだ？
俺は悪くない話だと思うけどな…」
ヨナ「そうね…
Aと一緒なら寂しくなることはないしお互いの恋人の話も共有できるし…
でもあの二人…まだうまくいくか分かんないじゃん？」
ＪＢ「でもジニョンはそのつもりだぞ…
もしもの時は…親友であるヨナの助けを借りたいって書いてあるし…」
ヨナ「そっか…
そのことも考えないといけなかったよね…
今のジニョンくんは四六時中…Aのそばについて支えることは難しい…
おじいちゃんやおばあちゃんだって一緒に住んでるワケじゃないし…
うんいいよ…
いい物件が見つかったら私…このアパートを出るから…」
ＪＢ「よし！髪…乾いたぞ…」
ヨナ「うん…ジェボムありがと…」
ＪＢ「後は間取りだな…
こうやって二人きりになれる空間はお互い必要だよな…
物件はジニョンが探すみたいだからじゃオッケーって返事返しとくぞ？
いいよな？」
ヨナ「うん…」
そう…
私にとってAは大切な友達…
私とジェボムが幸せでいられるのも…
もとはといえばAのおかげ…
私の働いている病院に…
あの日Aが運ばれて来なかったら…
私はジェボムとこうやって今を過ごせてない…
ＪＢ「腹減らね？
まだちょっと早いけど今から朝メシにしねぇか？」
ヨナ「うんそうね…
私もお腹減ってきちゃった…」
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2017年5月1日 22時
