139 僕が出した答え 4 ページ39
ジニョン side
JB「なぁ?気持ちのない偽りばかりの花って…
そりゃ違うだろ?
あんなにAさんの事心配してたじゃねぇか?」
JN「でもあれは…元々僕の歪んだ感情から始まった花だから…
そんな花はとっとと終わりにした方がいいんだよ…」
JB「ジニョン…」
JN「僕ね…ホントに色々考えたの…
僕自身はAさんの事どう思ってんのかってね…」
JB「…」
JN「僕がAさんに対して持っている感情は好意じゃない…
ヒョンの言う通り同情からきてるもんなんじゃないかって思うんだ…
まぁあの時一瞬でもあの目に心を奪われたのは間違いないけど…ただそれだけで恋に落ちるなんてあり得ないよ…」
JB「でもお前…まだ目を覚まさないって毎日毎日仕事に影響が出るくらいに思い詰めてたじゃん?」
JN「そ…それは…」
JB「あれは演技じゃなかったろ?」
どう返事を返せばいいのかに迷い…
暫く沈黙が続く…
JN「そうだね…
Aさんに助かってもらいたい…
早く目を覚まして欲しい…
僕は純粋に毎日そう願ってたよ…
そして今も…早く平凡な生活を取り戻して欲しいって思ってる…
でもさ…そうは思っててもあの日目が合った事以外は僕は何の接点もないんだ…
そんな僕が花を届けてるなんてホント不自然でしょ?」
JB「…」
JN「駅で偶然居合わせた男が落下事故で入院している女性を気の毒に思い…病院に花を届け続けた…
だけど退院を待たずして…突然の転勤で花を届けられなくなった…
こんな感じのストーリーで自然とフェードアウトしていくのが最善の選択なんだと思う…
ヒョン…僕…何か間違った事言ってる?」
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作者名:じぇびにゃん(*´ω`*) | 作成日時:2016年10月10日 20時