124 気遣い 4 ページ24
ＪＢ side
ＪＢ「温かいうちに早く食えよ…」
口ではそう言いながら…
俺はずっと焼きそばが食いたくて…
ヨナより先に箸を取り…
焼きそばを口いっぱい頬張った…
ＪＢ「うめー！最高！」
ヨナ「あのもしもしジェボムさん(笑)？」
ＪＢ「あ？」
ヨナ「勝手に食べちゃってくれてるけどこれって私に買ってきたんじゃないの？
てかまず…説明がないとこの料理が一体何なのか全然分かんないんだけど？」
あぁそうだった…
ＪＢ「これな…はい…あーん…」
口に入れた焼きそばを食いきらねぇうちに…
焼きそばを少し箸で掴んで…
ヨナの口に入れた…
ＪＢ「これは日本の食いもん…焼きそばって言うんだ…
俺が知っている味の焼きそばとはちょっと違うけど具だくさんでなかなかイケるぞ…な？」
ヨナの顔を覗き込む…
ヨナ「んーーーおいしい(笑)…」
ＪＢ「だろ(笑)？
で…こっちはお好み焼き…
キャベツの中に豚肉やシーフードがたくさん入っている…
味はもうついてるから一口大に切って食べたらいい…
後はたまごスープだな…
魚のだしで作ってるらしいから…ちょっと味がいつものと違うがこれもなかなかうめぇぞ…」
ヨナ「ホント！こっちも超おいしー！」
ＪＢ「ヨナの好みが分かんねぇから普通のアイスコーヒーとアイスキャラメルカプチーノを1個ずつオーダーした…
お前はどっち？」
ヨナ「じゃ私はアイスコーヒー貰っていい？」
ＪＢ「お…おう…」
気付けばヨナが美味しそうに食べているのを…
俺はただひたすらじーっと見つめている…
そんな図になっていた…
ヨナ「なんかついてる？」
ＪＢ「いや…食ってる姿がかわいいなって…」
ヨナ「ちょ…ちょっとやめてよ…
そ…そんなこと言うの…」
ヨナが急に慌て始めた…
ＪＢ「おいソースついてっぞ(笑)…」
ヨナの唇の横のソースを…
人差し指で拭ってやった…
ヨナ「あ…ありがと…」
ＪＢ「お…おう…」
ヨナが…
顔を赤らめ下を向いて食べている…
気まずい空気が流れ始めた…
何か…
話題を変えないと…
あ…
そうだ！
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2016年10月10日 20時
