119 前を向いて 21 ページ19
ヨナ side
ヨナ「…というわけで(省略してスミマセン)最後は私の推しメン…ジニョンくん…
このうるうるした目で…じーっと見つめてくるんだよ？
笑うと目尻にしわが出来るのもかわいいし…頑なにピアス穴を開けないっていうのも何だかカッコいい…
ジニョンくんはね…特に悲しい曲の表現力が鳥肌が立っちゃうくらいに凄くてね…
ダンスだってユギョムくんが凄いってみんな言ってるけど…私は…ジニョンくんの踊りが全て計算し尽くされてるみたいに完璧で…魅力的でホント好きなんだ…
まぁ簡単に言うとこんな感じ？」
A「全然簡単じゃないよ(笑)…」
ヨナ「ははは…じゃそれを頭に置きながら次は動画ね…
そう言えば新しいスマホって？」
A「もうバッチリ！
ちゃんとSNS関係の引き継ぎは済ませた…」
ヨナ「よし！これでＧＯＴ７のおすすめ動画をどんどん送れる！」
Aさんを目の前にして…
思わずガッツポーズ…
A「ハハ…ハハハ…」
あ…
しまった…
これは完全に引いちゃってる…
でも…
これからの事を考えるとここで辞めるワケにはいかないのだ…
ヨナ「じゃまずはね…」
Aさんに観てもらう動画探しを始めた時…
ジェボムから電話…
ヨナ「ごめん…ちょっと待ってて…」
立ち上がって部屋の隅へ…
ヨナ「もしもし？」
ＪＢ「おい…今日のこれからの予定はどうなってるんだ？」
ヨナ「どうって…
今…Aさんの病室だよ？」
ＪＢ「あと1時間だな…
多分それくらいでお前んちに着く…」
ヨナ「は？ちょ…ちょっと待ってよ？」
ＪＢ「まだごはん食ってねーだろ？
ちゃんと食いもん持ってってやるから…
じゃあとでな…」
え゛ぇぇっ！？
私確かに今…
Aさんと一緒だって言ったよね？
なんで…
1時間後？
ジェボムにまだ…
合鍵を渡してないから…
急いで帰んなきゃいけなくなった…
ヨナ「Aさんごめん…
急に予定が入って家に戻らなきゃいけなくなっちゃった…
この続きはまた今度ね…」
A「いいよ(笑)…」
Aさんが一人でベッドに戻るのを見届けてから…
慌ててアパートへと帰る…
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2016年10月10日 20時
