144 1枚の写真 ページ44
ＪＢ side
1人また1人と…
少しずつ練習室にメンバーが戻ってきてダンスの輪が大きくなっていく…
そしてようやく7人が揃い…
今初めて全体練習になった…
もう…
14：00か…
だいぶ遅れたな…
この感じだとヨナんちになだれ込むことはまず無理だし…
電話することもムリだな…
程なくして遅めの昼食となり…
メシを食いながら…
ベムとジニョンの愛嬌動画を秘密のインスタにアップして…
カトクには…
今日は連絡出来ないことと…
明日…
ヨナんちに大事な話があるからなだれ込むメッセージを入れた…
大事な話と言ったが…
実は…
さっきのジニョンの話の内容を話すだけで…
大して大事な話ではない…
ヨナんちに入れる口実が欲しくて…
つい話を盛っただけだ(笑)…
ヨナの事だから…
一体なんだろう？って…
今夜…
寝れずにビール飲んで考え込むハズ(笑)…
いつの間にか…
ヨナが好き過ぎて…
一緒に居なくても…
ヨナの行動パターンが読める様になった俺…
ははは…
かなり重症だな…
さっきジェクに見せたヨナの写真を見ながら…
箸を止め…
目を細めてニヤニヤする俺…
ＪＮ「何見てニヤニヤしてんの(笑)？」
ニヤついている俺に気付いてジニョンが近寄ってくる…
ホントいちいち面倒なヤツ…
ＪＢ「ん？これなヨナとAさんだぞ…」
すぐに俺のスマホを取上げ…
右に左に首をかしげながら明らかに動揺している…
ＪＢ「おいどうした？」
ＪＮ「ん？いや何でもない…なんかAさん…前と雰囲気が違うなってそう思っただけ…」
ＪＢ「そりゃそうだろうよ…3ヶ月くらいベッドで寝たきりだったんだぞ…点滴で栄養入れてたとしても…そりゃ体重は激減するだろうし…傷だって日が経たないと消えねぇだろうし…化粧だってしてねぇだろ？」
ＪＮ「うんまぁそうなんだけどさ…」
ジニョンの顔が…
一瞬歪んだように見えた…
ＪＮ「ヒョンあのさ…」
ＪＢ「な…なんだ？」
ＪＮ「その写真…もっとちゃんと見たいから…もし良かったら僕のカトクに送って欲しいな…」
ＪＢ「そっか…あぁ分かった…」
俺はなんの疑いもなく…
ジニョンのカトクに写真を送った…
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2016年10月10日 20時
