僕の心が動き出した瞬間

38 あの日からの僕 15 ページ38

ジニョンside




ヒョンが取り出した紙にはまるっこいかわいい字で…




『 ジニョンと
あんなことやこんなことをする
企画書 』



と書かれている…




続けて箇条書きで…




ジニョンと生電話

ジニョンと焼肉




などなど…




僕となんとかってやつが下までぎっしりと書かれている…



なんだこれ(笑)？




ＪＢ「まずは…」





そう言いながら…

ジニョンと生電話 と ジニョンと焼肉 の文字を…

無造作にペンでピーっと線を引く…




ＪＢ「おいジニョン…

まずはサンチュとえごまの葉っぱを手に取って箸持って…

そうそう…肉をつまんでタレを付けて…

きれいに巻いて…そのままあ〜んって…

クックックッ…」


ＪＮ「誰に？」


ＪＢ「は？決まってんじゃん？

俺にしてどーすんだよ！

そいつに決まってんじゃねーか！

ヨナだよ…ヨナ！！」





ハハハ…

決まっているわけなんてない…

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