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第一話 動植物と話せる子 (1) ページ2

「う〜んと・・・・。ここであってるんだよね?」

少年は、一人門の前で立っていた。
その門の周りには、たくさんの木々が生えていた。
さわさわ・・・・・。
少年は、木の方向をみると、

「そっか、ここが聖夜学園なんだね!ありがとう樹木さん。」

そうお礼を言った。
さわさわ・・・・。
木はまたさわさわとゆれ、『どういたしまして。』と言ってるようだった。
そして少年は門を開き入っていく。
職員室の近くのドアの前に立つと、深呼吸をした。
そして、インターフォンを押す。

「えっと・・・、水樹木葉ですけど・・・・。」

と木葉は緊張ぎみに言うと、

『はい!お待ちしておりました。少々お待ちください。』

と向こうから元気そうな女の人の声がした。

ドス、ドス、

大きな足音がしばらくすると聞こえてきた。
ドアがバカッと開く。

「会いたかったぞ――――!!俺のかわいい甥よ!!」
「ぐっ!!」

ドアを開けたとたん、体格のいい男が木葉を抱きしめた。
そして、木葉は、苦しいが、途切れ途切れに言った。

「・・・・森高おじさん・・・・。くるしい・・・・。つぶれ・・・る・・・・!!」
「おお、すまんすまん。」

木葉がそう言うと、森高と呼ばれた男は、手を離した。
木葉は、息を荒くしながら言った。

「もう・・・、すぐおじさんは、抱きつくんだから・・・。普通の人よりも力が強いのに・・・・。」
「はは、ついだよ。つい。かわいい甥をみたらなぁ。」

と森高の言葉を聞いて、木葉はため息をついた。

(あ〜あ。おじさん・・・。優しくていい人だから好きなんだけど・・・・・。こういうのがなぁ・・・。この人と毎日暮らすの?お母さん・・・。)

と心で思っていた。
森高は、思い出したように言った。

「あ〜、そういえば、今日は転校手続きをしに来たんだよな。」
「うん。お父さんとお母さんが二人とも海外出張で3年以上帰ってこれないから・・・・・、おじさんのところで生活させてもらいなさいって。」
「俺も、姉さんがそんな事頼んできたのは、びっくりだったからなぁ〜。俺の学園に転校させるなんて。」
「でも、親戚の学校とかに通って大丈夫かな・・・。色々言われないかな・・・・。」
「まぁ、お前は、大丈夫だろ。成績もそこそこいい方だしな。・・・・体育はだめだが。」
「はは・・・・・・。」

さっきの会話から見てのとおり、森高は、聖夜学園の学園長です。

第一話 1→←登場人物という名の設定。


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設定タグ:オリジナル , 幽霊 , 瑠河   
作品ジャンル:ホラー, オリジナル作品
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ゆか潤★(プロフ) - いいなぁ文才ある人って尊敬しちゃいます♪私も書こうとしたのですがなかなか書けません(泣) (2012年8月7日 10時) (携帯から) (レス) id: 1da60932fe (このIDを非表示/違反報告)
秋桜(プロフ) - わぁーw 凄いやw 秋さんはいくらかいても読まれないから諦めたけど、凄いHit数だわぁ・・・ 更新待ってるよん、頑張れ(´∀`*) (2012年7月12日 19時) (レス) id: ccc16e3744 (このIDを非表示/違反報告)
瑠河(プロフ) - ありがとうございます!!受験のため、すぐ書くことは出来ませんが、3月下旬には書きますので、待っててください!! (2012年3月3日 9時) (レス) id: 2076b1e41b (このIDを非表示/違反報告)
胡麻 - 遅れた?!1000hitおめでとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!! (2011年10月25日 21時) (携帯から) (レス) id: 2d1389d30b (このIDを非表示/違反報告)
瑠河 - 1000hitありがとう!! (2011年10月22日 19時) (レス) id: 059d05a34b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠河 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2011年7月7日 23時

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