見えない彼女 (ページ1)

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嵐が低迷期の時、散々神霊スポット行かされて

気を失うくらい嫌な思いをした

それからというもの、霊感が強くなっちゃって

静かな時の音にも敏感で、ビビリ症の俺には心臓に悪すぎ

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ここ最近は何も感じることがない

今日も変わらずマネージャーに家まで送ってもらった

部屋に荷物置いて、スマホはポッケに入れ手洗いうがいしてリビングへ向かう

電気をつけたら、髪サラサラのロングヘアーの女の子がソファに座っていた

泥棒？にしては大胆すぎるというか…

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「あの、どちら様ですか？」

A「……あたしが見えるの？って、嵐の相葉くんの部屋だったんだ！うわー、やっぱり高級マンション選んで良かったわー！」

「え、ちょっと待って…ひょっとして、幽霊？」

A「言い方。座敷わらしって言って…ってのは冗談。Aって呼んで」

「A、は、最近お亡くなりに？」

A「うん。1週間前、交通事故で一瞬のうちに亡くなってた。成仏する前に憧れてた高級マンションに行ってみたいなーって」

「それでここに…じゃあ、成仏するまでここにいる？」

A「…いたい。よろしくお願いします！」