◇僕の悪夢◇ (ページ15)

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マジですか!? -15- ページ15

アトリエには、すでに智くんと個展のスポンサーらしき人たち。

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あぁぁ…。

遅かったか…。

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「さささ智くん！」

慌てふためいて打ち合わせに割って入った僕。

ニノミヤがぐるんぐるん尻尾を振って思いっきり喜んで。

「あのっ！！今日の打ち合わせはまた後日ってことでっ！」

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「はい？」

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不思議な顔をして僕を見つめたスポンサーさんたち。

「もう、大体の打ち合わせは済みましたけど…？」

その言葉に、

「はい？？」

僕が聞き返した。

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「すいません。彼、ちょっと慌てんぼうで。」

智くんが僕の腕をつかんで隣の部屋へ連れて行く。

「そこの二人も。ちょっと、こっちで待っててくれる？」

にっこりと微笑んで、ほんわか癒やしの雰囲気を振りまく智くん。

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あれ？

あれれ？

もしかして、元に戻ってる？？

何でか分からないけど。

良かった～、大事に至らなくて！！

ギュッとニノミヤを抱きしめると、腕をベロベロなめて喜んでた。

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ホッとする僕の横で、相葉くんとまつじゅんくん。

「もう戻ったの？」

「何かつまんね～な。俺、現物見てないのに…。」

って！！！

楽しんでる場合じゃないでしょ！？

ホント、どうなる事かと思ったんだから！

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