難攻不落な彼女【五条悟】

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「えーんごめん許して」


「反省してるんですかアナタ」



ぴしゃりと言われ何も言い返せなくなってしまう。

えーーん、こういうときの七海は本当顔怖い。



「これから書くから許して！！」


「なんの話」


「あ、五条」



私の連絡を受け、五条がやってきた。

またこの前みたいにちょっと不機嫌そうな顔してるけど、何こいつ低血圧なの？



「ごめん五条あと何分か待ってくれない？！」


「別にいいけどなんで？」


「Aさんが報告書出し忘れたんですよ。全く…。

私が提出しておくのでどうぞ行ってきてください」


「へー…」


「やめて2人して怒らないでよ顔怖い」



2人とも身長高いし顔綺麗だから眉間に皺寄ってるだけで威圧感あるんだよね。

怖いったらありゃしない。



「てかそれは申し訳ないし、ちゃんと報告書書いてから行くよ」


「いえ。私がやった方が早いので」


「身もふたもないこと言わないで七海」


「今回は前にもらったパンのお礼です。では」



そう言って七海は私と五条に向かって一礼するとそそくさと退散した。


申し訳なさと共に報告書提出忘れ今度からしないようにしようと決意した。

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