命を繋ぐフルートと歌声〜第一楽章〜

クラシカロイドの皆さん〜アリスサイド〜 ページ6

上がったのはいいが、誰？この人たち…

私は皆さんに自己紹介してもらった。よくわかんないけど大半の人はクラシカロイドという人造人間らしい。

アリス「初めまして。私はアリスと言います。」

チョピン「…よろしく。」

何か暗そうな人だな。

奏助「それ、フルート？」

アリス「はい。」

私は記憶がないことなどを話した。

リッちゃん「あなた記憶ないの！？」

アリス「はい。気がついたらフルートで曲を吹いていたので。」

シュー「不思議ですね。」

ベト「ああ。」

チョピン「記憶喪失…」

歌苗「どんな曲を吹いていたんですか？」

私はその曲を吹いてみた。

ベト「この曲…」

パッド「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲、『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』ですね。」

アリス「しゃべった…」

パッド「しゃべって悪いですか！？」

奏助「この曲って、モツさんの！？」

モツ「そうみたーい。」

アリス「あなたが作曲者！？」

モツ「そんな感じかなあ。」

リッちゃん「不思議ね。」

シュー「でも」

ベト「聞いていると」

歌苗「すごく」

モツ「落ち着く！」

そろった…←

リッちゃん「よっぽど上手なのね、あなたの演奏。」

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