命を繋ぐフルートと歌声〜第一楽章〜

なぜ合コン？〜アリスサイド〜 ページ40

私は、買い物に出かけている。

アリス「あ、ワタルにお菓子買ってあげよう。」

最近、私はワタルのことをなにかと気にかけていることが多い。

喜ぶかなワタル。

私はそう考えながら音羽館に帰った。

なんか上が騒がしいような…

私は、エプロンを着て、ワタルの部屋を開けた。

アリス「ワタル、お菓子買ってきたわy」

え

誰この女の人たち…

隅でワタルがメガネ女子とくっついてて、モツさんのそばには3人の女子。
なんかオヤジみたいな人もいるし、リストさん、ショパンさん、真面目そうな女子にドボちゃん、ハッシー、奏助さん…

私はどのタイミングで名乗ればいい？！

海月「あの、どちら様でしょうか…」

メガネ女子がそういった。

海月「あの、私たち、歌苗の友達です。」

ワタル「アリスお姉さん…」

それだ！

アリス「私は音羽アリスです。歌苗とワタルの義理の姉です。よろしく。」

海月「歌苗にお姉さん！？」

モツ親衛隊「そうだったの！？」

アリス「はい。歌苗の一つ上です。あと、私も一応この館の住人です。」

一応、そういう設定にしておこう、うん。←

モツ「おかえり、アリス。」

私は、モツさんの言葉を無視して、ワタルに問いかけた。

アリス「ワタル、これはどういう状況？何をしているの？説明なさい。」

ワタル「えっと…」

海月「合コンです。」

アリス「……はい？」←

合コン？ナゼ？←

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