命を繋ぐフルートと歌声〜第一楽章〜

鋭い〜アリスサイド〜 ページ36

夜。ワタルの部屋。

最近は、夜にワタルの部屋にいくことが日課となっている。

昼間の光景が頭から離れられない。

アリス「抱かれるのも、案外悪くないかも…」←ボソッ

そういって、持ってきた紅茶を飲んだ。

ワタル「へぇ。そっかあ、アリスさん、モツさんに抱っこしてもらったんだよね。」←ニヤニヤ

アリス「ゲホッ！ゲホッ！な、何のことかしら？」

ワタル「嘘が下手だなあ、アリスさんは。隠したって無駄だよ。顔真っ赤だし。」

アリス「むせて赤くなっただけだから！」

ワタル「強がっちゃって。本当は、図星で何も言えないんでしょ？」

………もう！

アリス「……何で分かったの？」

ワタル「見たんだもん。」

え

アリス「あ、あなた、見てたの！？」

ワタル「まあね。しかも、アリスさん自分で言ってたよ。」
そうだった....

ワタル「それだけ君はモツさんに夢中になってるってことだよ。」

『君』って…見下されてるよね私←

アリス「そんなことなiワ「いいやあるね。」

アリス「……………」

……図星で何も言えません←

ワタル「ま、アリスさんの恋、応援してるよ。」

アリス「恋じゃないから！」

ワタル「へぇ、認めないんだ…ま、そのうち気づくよ。『恋する乙女』さん。」←ニヤニヤ

もう！いつからこんなに生意気になったのよこの子はああああ！！！←

お知らせ→←こっちも恥ずかしい〜モツサイド〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す