26 ページ27
ロビーに行ってみるも、そこには土方も、Aもいない
マンションの外も見てみたが
何処にも見当たらなかった
『……おい、武市』
携帯を耳に当て、相手の返事も待たずに話し続ける
『明日、会社の前に寄るところがある』
そこまで車を回せ、と言い捨て
そのまま電話を切った
玄関の扉を開けると
そこに銀時が座っている
俺だけしかいないと分かると
リビングへと戻っていった
従順なのかそうではないのか、分からないコイツには笑っちまうが
お前もAに帰ってきて欲しいってことだろ?
連れ返してやるよ、明日
それまではいい子にしてるんだな、と
ふてぶてしく歩くコイツの身体を撫でる
『……静かだな』
元々騒がしい家ではないのだが
一人、人がいないと
どうにもこの家は何かが足りなくなってしまう
832人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
◆戦場の椿姫◆ - 結構…面白いネ…全然飽きない… (2017年8月18日 23時) (レス) id: 3e81e6a0f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず子 - おやすみ編の完結おめでとうございます。お疲れ様です。続き楽しみです (2017年2月6日 3時) (レス) id: eaafd734f4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - なふこさん» 神威のセリフもう少しカッコよくしたかったです…( ; ; ) (2017年2月5日 22時) (レス) id: df05ad1568 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 彩彌さん» ありがとうございます!続編で終わらせられるようにします! (2017年2月5日 22時) (レス) id: df05ad1568 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - まさこさん» ホントですか!嬉しい!ありがとうございます (2017年2月5日 22時) (レス) id: df05ad1568 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ハル | 作成日時:2017年1月25日 16時