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『先生、松陽先生』
お久しぶりです、と声をかける
『A』
久しぶりだと言ってくれる先生
名前を覚えてくれていたことが、とても嬉しい
『結婚式に招待してくれてありがとうございました』
『いえ、先生にはお世話になったから来て欲しくて……』
妙に照れくさくなり、私は頬を掻く
『とっても、綺麗でしたよ』
変わらずに、優しく笑って頭を撫でてくれる先生
胸の底から温かい何かが湧いて出て
顔が綻んでしまう
『……実は、君の旦那さんのことを知ってるんです』
『え?
晋助さんを、ですか?』
そうだ、と肯いて
先生はお酒の入ったグラスを傾けた
『昔、学習塾を開いていた時の生徒です
小太郎……
桂、小太郎という彼の友人も知ってますか?』
『はい、この間挨拶しました』
そうですか、と松陽先生は明るい笑顔を見せる
『彼も、生徒の一人でした
彼らはまだ仲がいいんですね』
よかった、と言うように目を伏せた
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◆戦場の椿姫◆ - 結構…面白いネ…全然飽きない… (2017年8月18日 23時) (レス) id: 3e81e6a0f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず子 - おやすみ編の完結おめでとうございます。お疲れ様です。続き楽しみです (2017年2月6日 3時) (レス) id: eaafd734f4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - なふこさん» 神威のセリフもう少しカッコよくしたかったです…( ; ; ) (2017年2月5日 22時) (レス) id: df05ad1568 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 彩彌さん» ありがとうございます!続編で終わらせられるようにします! (2017年2月5日 22時) (レス) id: df05ad1568 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - まさこさん» ホントですか!嬉しい!ありがとうございます (2017年2月5日 22時) (レス) id: df05ad1568 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル | 作成日時:2017年1月25日 16時