【銀魂】おやすみ、愛らしい人よ

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最後の手紙は、真白な封筒で


そこには差出人が書かれていなかった




光に透かせば、封筒よりも一回り小さな長方形の何かが入っているのが分かる




封を開けて中を取り出すと


そこに入っていたのは、一枚の写真であった





見た瞬間、俺はそれを握り締める



写っていたのは、抱き締め合うAと神威の姿



右端の日付けは一昨日のもので


つまりは、俺が拒んだ次の日というわけだ





俺が駄目だったから、別の男ってことか……？




はっ、と失笑してしまう





捨てようとした時、響くノック音





『晋助、今平気か？』




『……悪いが後にしてくれ』





そう言ったのだが、急用だと部屋に入ってくる




なら聞くなと言いたくなったが


万斉の様子からして、何かあったのだろう






『今、……』




どうやら、ウチの会社の取引先の令嬢が俺に会いに来たらしい




帰らせろ、と手で払ったが


万斉の後ろからいきなり女が現れる





『どうもこんにちは、高杉さん』




そう言って、女は俺に微笑みながら軽く頭を下げた









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彼女はオリジナルキャラクターです。

名前は被るといけないので、出しません。

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