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「A、起きて。着いた。」
ちょっと寝たのにやっぱり眠すぎて
半ばタカ兄にもたれかかるようにしながら部屋に入る
「ごめん、寝る」
手洗って簡単に顔洗ってからそう言って
勝手にタカ兄のベッドにダイブした
明日は10時に出社でも早いくらい。キスマイとの打ち合わせも昼過ぎだし
フレキシブルでよかった…それにみんな、私が完成させたもの見れば許してくれるだろう…
半分寝ながらそう考えてる
そうやって何度も浅い眠りを繰り返すうちに
タカ兄が隣にもぞもぞ入って来て
私の後頭部を掴んで、おでこに頭を寄せて来たから
『チューされる！』っておでこに全神経集中させてたら
チューっていうより、、なんか鼻を近づけてしばらくそのままにされて
なんか、チューされるよりも妙な気分になるやつ
こんなかっこいいこと、しちゃうの？って
ちょっと不安になった
でも気分は夢心地で、その後深い眠りに落ちた
「A、俺行かなきゃだから。鍵置いといてるの使って。」
そう話す声で目が覚めた
「で、実家からの荷物、リビングにあるから。じゃね」
「え…？あ、行ってらっしゃい」
まだ目、半分も空いてないような顔でそう答えると
ひらひら手振ってでてっちゃった
タカ兄がさっき言ったことの３割も理解してないんだけど
時計見たらまだ7時半だしまだ寝ていいよね
タカ兄の寝てた方に体を向け直してもう一回眠った
起きたらテーブルにタカ兄のじゃないけど確実にこの部屋のものであるらしい鍵と
床には私の着替えとおばさんのメモ書きが上に入ってるボストンバック
全く頭が追いつかないけど
多分鍵の方はスペアキーで
荷物の方は、実家から来たもの
『Aちゃん、さみしいからたまには帰っておいでね。でも、お幸せに♡』
っておばさんのメモを見る感じだと
タカ兄が荷物取りに行ってくれたっぽい
ついでに付き合ってることも見事にバレたっぽい
友達の家に泊まるって中学生みたいな嘘ついてたけどもうその必要もないみたい
というか、タカ兄のこの用意周到さにひたすら圧倒されてる
こんなのれっきとした半(?)同棲じゃん！
３日も家に帰らないなんてなんか悪いことしてる気分だよ
続く (更新停止中)
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とも(プロフ) - こんばんは!横尾くんと二カちゃんの兄弟の話が読みたいです! (2017年5月16日 22時) (携帯から) (
レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
だだ(プロフ) - ともさん» コメントありがとうございます！お答えできるのがいつになるかわかりませんが、是非お聞かせください！ (2017年5月15日 23時) (レス) id: a2dfa7793c (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは!いつも楽しみに読ませて貰ってます！リクエスト大丈夫ですか？ (2017年5月15日 23時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だだ | 作成日時：2017年5月9日 1時
