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「わかった。じゃあ一緒に探してくれる？」
そう答えたらさっきの眉間のシワは消えて
「おっけーい！最初からそう言えよ！」
って満足そうに笑ってる
「そういえば、今日なんで来てくれたの？」
「ああ、なんか突然思いついたから。会いたかったし。気づいたら肉買ってタマんち向かってた」
「おばさんもおじさんも、すっごい喜んでたよ！さっきも大興奮のライン入ってた(笑)」
「そ、よかった」
「昔、よくバーベキューしたよね。うちで」
「そうだな」
そこからは昔話に花が咲いてしばらくお互い中高生だった頃の話をしてた
「俺、Aがタマんちの本当の子じゃないって聞いてから、納得しちゃったって言ったじゃん？」
「え？うん」
「別に、不自然だったとかじゃないんだけど。なんとなく腑に落ちないとこがある、みたいな。」
「やたら偉い子ちゃんってとこが引っかかってたんだよね。」
「そう、なんだ」
正直、全部無意識だから人に言われてもよくわからないっていうのはあるけど
「だからさ、なんて言ったらいいかわかんないけど、これから俺がAに、人への甘え方をみっちり教えてやろうと思って。で、今日が第一弾」
「へ？」
「へ？って(笑)俺、家では末っ子だしワガママ大魔王だから」
「家では？」
「うるせ(笑)だから、こんな天性の甘え上手が甘えのド下手くそのAに手取り足取り教えてやるってこと」
「ドヤ顔はいいけどちょっと意味わかんないわ」
「なんでだよ！(笑)とにかく、今日のすきやきは楽しかったですか？」
「うん、すっごい楽しかったです」
「ん。じゃ、良かった。今日は素直にタマの母ちゃん父ちゃんにちゃんと甘えてたから合格」
「はぁ？(笑)それ不合格なったらなんかあるの？(笑)」
「別に考えてないけど。とにかく俺がAのこと甘やかしまくっていくから」
そんなほろ酔いの宣言とともに、なぞのタカ兄によるカリキュラムが始まった
ていうか、十分今の時点で甘やかされまくってるしなんなら跡形もなくとけちゃいそうなんですけど
いちいちこんなにドキドキしててこれから大丈夫なのかなあ
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とも(プロフ) - こんばんは!横尾くんと二カちゃんの兄弟の話が読みたいです! (2017年5月16日 22時) (携帯から) (
レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
だだ(プロフ) - ともさん» コメントありがとうございます！お答えできるのがいつになるかわかりませんが、是非お聞かせください！ (2017年5月15日 23時) (レス) id: a2dfa7793c (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは!いつも楽しみに読ませて貰ってます！リクエスト大丈夫ですか？ (2017年5月15日 23時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だだ | 作成日時：2017年5月9日 1時
