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「おじさん、おばさん、ごちそうさま！じゃ！ちょっとA借りるね〜」
たらふく食べた後にちょっと休憩挟んでからそんなこと言い出すタカ兄
「それが目的だったな？」
おじさんはおどけた顔してそんなこと言ってるし
「まあね〜またタマと来る〜お邪魔しました〜」
そう言って私には『準備しろ』とかいって
リビングを出て行ってしまう
「Aちゃん、行ってらっしゃい」
おばさんはニコニコ見送ってくれちゃってるし
てっきり運転して１人で帰るんだとばっかり思ってたのに
まさか私のこと連れて帰ろうとしてたなんて
でも、わざわざ会いに来てくれたのは、すなおに嬉しかった
「A、あそこのコインパーキングに停めてるから5分くらいしたら来て？」
そう言い残すだけ言い残してついに家を出てった
なんか…台風みたい(笑)
とはいえ、言いつけ通りにちゃんと泊まりの準備して４分５0秒後くらいに玄関をでる私
ちょっと従順すぎ？
あたりを警戒しまくってから
コインパーキングの見慣れた車の後部座席を開けて
半ばダイブするくらいの勢いで乗り込んだ
「すげえ。マジで５分きっかりじゃん(笑)」
「てか、なにその姿勢(笑)普通に座んなよ」
私はと言うと普通に座って誰かに見られたらやだから
後部座席に横たわってる状態
「やだ。誰かに見られるかもしれないから」
「お前本当に(笑)国家機密でも抱えてるみてーだな(笑)」
「ま、いいや。車出すぞ」
左のほうに頭置いて横たわってるからちょうど運転席のタカ兄が見渡せる
超超超超特等席じゃん！
バレる危険性もなし！運転中のタカ兄は見れるし！
「見過ぎ。」
せっかくの特等席なのにその一言でやむなくくるりと背を向ける
座席の方に顔向けてたなんか眠くなって来た…
「……い！、おーい！」
え！？
「着いたぞ」
バッと起き上がると車は停まってて
あの日と同じ駐車場にいた
「ごめん、寝ちゃってた。」
「知ってる(笑)」
そう言ってドアの外から荷物全部持って手をさしのべてくれてる
その手を取ってタカ兄の車から出ると
外の空気に触れたせいか突然恥ずかしくなって来て
裏口のエレベーターから部屋に入るまで
おたがい何も言葉を発せなくなった
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とも(プロフ) - こんばんは!横尾くんと二カちゃんの兄弟の話が読みたいです! (2017年5月16日 22時) (携帯から) (
レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
だだ(プロフ) - ともさん» コメントありがとうございます！お答えできるのがいつになるかわかりませんが、是非お聞かせください！ (2017年5月15日 23時) (レス) id: a2dfa7793c (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは!いつも楽しみに読ませて貰ってます！リクエスト大丈夫ですか？ (2017年5月15日 23時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だだ | 作成日時：2017年5月9日 1時
