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薄眼を開けて見ると髪が濡れたままのタカ兄
「、かぜひくよ…」
「ごめん、起こしちゃった？」
「ううん、」
ていうか…何で入ってきてるんですか…
「あぁ…あのさっ！」
「何？」
「裕兄ちゃんのベッド、空いてなかったっけ？」
空いてなかった？っておかしいか
空いてないわけないし
あーーー！もう何言ってんだ！
「空いてないわけないじゃん、俺ら以外誰もいねーし」
そりゃそうだわな……
もう顔を合わせるのが妙に恥ずかしくて布団をあたまからかぶった
「照れんなって」
そう言って布団をはがしてくる
「A、ちょっと聞いて」
「…」
「なあ、お願い」
大人しく布団から顔を覗くと
「やっと顔だした。」
そう言って優しく前髪を整えてくれる
その顔を見てたら、ここが天国みたいに思えてきて
また眠くなってきちゃった
「眠い？」
「…うん」
「わかった、じゃあ一個だけ聞いてもらっていい？」
静かにうなづく
「俺さ、ずっとAのこと、忘れらんなかったんだよね」
「どういうこと…？」
「なんて言うか、俺もよく分かんないけど、わりと会ってなかった時間とか長かったのに、再会するまでも再会してからもAのこと忘れたことがあんまなかった、頭っから離れないみたいな。」
「前会った時もちょっと問い詰めたじゃん、自惚れだったら最悪だけど、Aって俺のこと好きだったんじゃないかとかずっと思っててさ」
「うん」
「めっちゃ俺バカだけど、そんくらいはわかんだよ。Aがわかりやすすぎってのもあるけど」
「そんなの…わかんないじゃん、もしかしたら違うかもよ？」
「その話は前したでしょ。分かってっから、もう。でもさ、なんでそれに気づいたかっていうのも、後からわかったんだよね」
「え？」
「俺もAのこと気にして見てたから」
どういうこと？
寝ぼけた頭では追いつけなかった
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とも(プロフ) - こんばんは!横尾くんと二カちゃんの兄弟の話が読みたいです! (2017年5月16日 22時) (携帯から) (
レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
だだ(プロフ) - ともさん» コメントありがとうございます！お答えできるのがいつになるかわかりませんが、是非お聞かせください！ (2017年5月15日 23時) (レス) id: a2dfa7793c (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは!いつも楽しみに読ませて貰ってます！リクエスト大丈夫ですか？ (2017年5月15日 23時) (携帯から) (レス) id: 6cf56bfc4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だだ | 作成日時：2017年5月9日 1時
