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新八「どうしたんですか?二人とも」


茶を出そうとすると

銀時「おいおい税金泥棒に茶なんか出すなよ勿体ねぇ」


土方「テッメェ!!!」


近藤「まぁまぁトシ!!!」

銀時「で?何?」



土方「テメーの所のガキAを聴取の為しばらく預かる」

新八「預かるってAが何かしたんですか!」

近藤「いやいや新八君違うんだよ!Aちゃんは事件に巻き込まれてだな…」

銀時が睨む



銀時「あ?事件?Aに何があった?」

土方「落ち着け最後まで聞きやがれボケ」

銀時「あんだと?この前髪V字」

土方「あ?なんだこの腐れ天パ」

睨み合う二人



新八「ちょっとちょっと二人とも!!!」


近藤「万事屋すまねーが少しの間だけでいいAちゃんを預からせてくれこの近藤勲に誓ってだな」
銀時「あー?沖田君はどうしたァ?あいつがなんか意図引いちゃってんじゃねぇの?」


ピク



土方「なんもねぇよ」


銀時「どうだがなアイツAにちょっかいを出してきやがるし」

土方「っ!!なんもねぇって」



銀時「大方、沖田君が駄々こねて帰えさねぇだけじゃねぇの?」


ソファーにふんぞり返る




土方「テメー!!!!!総悟を侮辱するんじゃねぇえ!」


銀時の首元を掴む



いや…俺こそ何してんだ



だがな……総悟のあのやるせない表情




しょっぴく前に殺して自身の身よりも


愛する女の貞操を貫く


俺らも何も知らねぇように


何もなかったように


自身だけが罪を背負いやがる





銀時「なんだよ…テメェ」


土方を睨む




土方「なんでもねぇよ…悪いが総悟は関係ねぇから…」


近藤「まぁ数日以内だから!すまんなぁ」
















屯所







消えない匂い



洗っても洗っても消えなくて



いつの間にか肌は真っ赤に染まっていた




消えない傷なんだ



A「ヒッグ………ヒッグ……」



お風呂で泣き続ける




ドアの向こうからすすり泣く声を聞く





沖田「………くそ……」









山崎「じゃぁAはこの部屋使ってね!」


A「ありがとう」


山崎「嬉しいなーAがしばらく居てくれて」

A「えへへ…」


山崎「毎日遊べるね」

A「う、うん」





沖田「ザキ、もう寝ろ」


襖に背をつけ、山崎に話す



沖田「俺等はこの部屋ちかずけねーんだよ」



山崎「イケね、んじゃ寝るねおやすみ」



A「おやすみなさい」



少しだけ総悟と目が合った

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作者名:mohumohu x他1人 | 作成日時:2014年7月18日 16時

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