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熱い身体になったAを無理矢理抱え
携帯からザキを呼びよせた
‘
‘
新撰組屯所内 医務室
額にぬれたタオルを置き
沖田に背をむけたまま
喋らなかった
沖田「どーせならァ焦げて豚になれば貰いてがついたぜ」
A「いちいちうるさい」
シュシュ
ﾋﾟﾁｬ
A「冷たっ！しみる！痛い！痛い！」
後ろを振り向く
消毒液を片手に にやける顔をする
A「痛っ！ちょっとやめてよ！」
ドカ！
A「っ！ぎゃあ！」
Aを長椅子にうつ伏せに倒し
背中へ体重をかける
沖田「ただの消毒でさぁ、オラ我慢しなせぇ」
ピタピタ
A「！！！！いったーい！バカっ！」
じたばた暴れるA
夜兎の力も陽射しを浴びすぎて
いつものように動けなかった
沖田「太陽が好きなんだろィ？」
腕や脚が消毒液でびっしょりになる
A「やだっ、痛い！」
針に刺されるように皮膚が悲鳴をあげていく
………ﾋｯｸﾞ
Aが痛さで泣き出した
沖田「………………」
ズリュ！ばんっ！！
A「………………！」
仰向けになる身体
がっしり両手首を握られていた
沖田「なんならこのまま痛いことしてやろーか？」
A「……ふざけんな！」
沖田「旦那を忘れてーんだろ？」
A「は？なんで銀ちゃんが？」
沖田「とぼけても無駄でさぁ…旦那に相手されねーから悲劇のヒロインぶってんだろーが」
A「好きじゃないもん」
沖田「そうかいなら都合がいいな」
A「はぁ？」
沖田「炎天下置き去りぷれいか……」
ﾁｭ……………
重なる唇
A「んっあ！あにすんだよ！」発赤
沖田「この間の続きか…選べ」
身体は、力が抜けちゃって
大嫌いなコイツに助けられたと勘違いしちゃって
窓の外の炎天下おきざり………
コイツ(沖田)ならやりかねない
A「ﾋｯｸﾞ………銀ちゃん助けて」
沖田「続きでけってーだな」
顔を再び近づける
A「いやあっ、嫌っ！」
コイツの事は勝手に
友達だと思ってて…
ﾁｭ……ﾁｭ
A「ん″〜〜っ！」
沖田「友達ごっこは終いだぜ？旦那に懇願するように相手しなせぇ」
大嫌い大嫌い大嫌い大嫌い大嫌い大嫌い。
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作者名：mohumohu x他1人 | 作成日時：2014年7月18日 16時
