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暗い部屋には月明かりが照らしていて

青白い肌をしながら


私達は見つめていた



心臓は経験したことの無い音で


いつも叩いてた背中がうんと広くて


銀チャンと違う匂い




沖田「夜這いでもするつもりですかィ?」



息が止まりそうで


早く怒って身体をどかしたいのに



緊張から身体が動かなくて


コイツの心音が胸に伝ってきた




沖田「ガキはガキらしく………」








頬を撫でられながら


亜麻色の前髪が鼻をくすぐる




もみじが紅葉したような赤い目の色は


私を写していて



柔らかい心音が居心地よかったんだ








チュ……………………。









銀ちゃんじゃない人にキスされた



銀ちゃんにあげる初めてのキスを奪われた



銀ちゃんの匂いがしない部屋で抱き締められた









軽いキスを離すと



沖田「旦那がしていた事を俺達もすれば忘れられるだろィ?」

Aは顔を赤くしながら


唇を隠していた




小さな声で






A「だいっきらい…」






俺の胸の中で逃げ出すように暴れる



沖田「テメーだって俺に抱きついてきたじゃねーかよ」


逃げるAを強く抱き締める



A「ち、ちがうよ銀ちゃんが恋しくて」





うわ………私すごい事




沖田「何だよテメーそりゃあ…俺を旦那の代わりにしたって事ですかィ?」


自分の布団に戻るA



A「……もっと離れてよ」

自分も近づいた癖に、冷たい言葉をなげる


でも、キスされるなんて……



沖田「テメーもこっちくんなよ」


A「お前もな」

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作者名:mohumohu x他1人 | 作成日時:2014年7月18日 16時

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