さよならのあとの物語～M.Aiba～【BD企画】 (ページ13)

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＊story10＊ページ13

雅紀side

しゃがみこんで泣いていた女の子に
声をかけた。

そしてその子は顔をあげた。

その子を見て俺は顎が外れるぐらい驚いた。

俺は泣いてる理由を聞いた。

雅｢どうして泣いてるの？

A…｣

｢雅紀ぃーっ(泣

やっと会えたぁー(泣

雅紀が結婚しててもいいから

もう一度だけ会いたかったのっ(泣

夢が叶ったよ(泣｣

へぇ、そうだったのか…

ん？ちょっと待てよ？

｢もう帰んないと。
怪しまれるから。

雅紀も帰んないと奥さんに怒られるよ？｣

え、奥さん？
Aなんか勘違いしてない？

雅｢A。
俺、結婚してないよ？｣

｢へ？
嘘、結婚しなかったの？

雅紀モテるから
結婚して子供いるって思ってたよ？｣

雅｢いない、いない。
だって、
Aとじゃないと結婚したくないもんっ。
付き合った時からずっと決めてたからっ。｣

｢雅紀…。
私、悪いことしたよね…｣

雅｢そんなことないよ。
あれは仕方のないことだもん。
Aはちっとも悪くないっ！｣

｢ほんと…？｣

雅｢ほんと！ほんと！｣

｢よかったぁ。｣

んふふ♪
５年経っても可愛いな♪

｢あ、雅紀。
私、雅紀に伝えたい事があるの。｣

雅｢ん？何？｣

｢私ね…｣

え、嘘…
Aもだったの…？

(どれだけ時が流れても

私は雅紀の…いや
貴方のことを忘れたことなんて無かったよ。

・

私は今でも貴方のことが大好きです。)

雅｢俺もAの事忘れたことなんて無かった。
また付き合うことってできるかな？｣