金田一 ページ12
__
ま、まぁ文句は良くないよね!
「どこ座ろ…」
金田一「あ、Aさん。ここ風当たりいいっすよ。酔うタイプならこことかどうすか?」
迷ってる私を気にかけて声をかけてくれたのはらっきょうヘッドこと金田一。
「んー私あんま酔わないタイプなんだよね〜」
金田一「あ、そうなんすか。」
「金田一は?」
金田一「俺は結構酔います…」
「じゃあ金田一一緒に座ろーよ」
金田一「え」
いちばん真面目だし可愛い後輩だもん。
「だめ?」
金田一「い、いやだめじゃねーっすけど…」
もしや照れてる?
金田一「じ、じゃあ、……失礼します…」
国見「…」
金田一「(すっげぇ国見に睨まれてる…)」
ブゥンッ、
んーーー……
思ってたより狭い……
「金田一大丈夫?狭くない?」
金田一「はっ、はい…!大丈夫です…!」
いや、絶対狭いだろ。
金田一デカいしガタイもいいから普通に狭いわ。
他のみんなも狭そうだし。
まだ女子だったからマシだろうけど。
男子同士は死ぬっしょ。
この間は宮城の合宿所だったけど、今日は東京だからこの間より一段と長旅になる。
寝とくかー。
・
・
・
・
数分後
寝れねー。
眠いはずなのに寝れねーぞー?
金田一「……」
金田一や他のみんなはもう爆睡のようだ。
ゴンッ、
ゴンッ、
ん?なんの音だ?
金田一の方から音がすると思ったら…
「あ、窓の鍵に頭ぶつけてんじゃん」
(ちゃんと小声っす)
こんなの頭ぶっ壊れるわ。
「…ごめん金田一。ちょっと失礼するね…」
後ろに手を回し、そっと頭を包んだ。
するとさっきよりも近く、体温が暖かくなって、
そのまま瞼を閉じてしまった。
・
・
・
金田一 side
「……ん…」
…ねむ…あれ、……俺寝てた……?
………なんかいい匂い…
「って……!?!?」
ちゃんと目が覚めると、俺の頭にはAさんの手があって、すごい距離になっていた。
……これ…
窓の鍵に頭ぶつけないように抑えててくれた……?
優しすぎだろ…
つか近い…!
Aさんが美人なのは知ってたけど…
これはやばい……
寝顔可愛すぎる…!!
__
(なんとも可愛い金田一sideでした。)
436人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かき - 今まで読んだ中で1番好きです!続編頑張ってください!待ってます! (2023年3月11日 7時) (レス) @page49 id: 6ef40757c6 (このIDを非表示/違反報告)
モモ - かみでーーーーーーす。語彙力が銀河にいってブラックホールにすこまれました=(訳、めちゃめちゃめちゃ面白すぎて語彙力が亡くなりました) (2023年2月14日 22時) (レス) @page34 id: 759a61aa3f (このIDを非表示/違反報告)
あい - 一言で言うと、愛してます。 (2023年2月11日 9時) (レス) @page34 id: fc1a39c852 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - 毎回寝る前に読んでグフフさせてもらってます!めっちゃ面白くて大好きです!ゆっくりでもいいので更新して待ってます! (2023年2月7日 22時) (レス) @page30 id: 0dcd788703 (このIDを非表示/違反報告)
gonzaemon(プロフ) - 皆様大好きです♡読んでくださりありがとうございます! (2023年1月29日 12時) (レス) id: b231831ac0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゴンザエモン | 作成日時:2022年12月29日 10時