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Part3 [五奇人] ページ5
とりあえず今回の任務にあたって障害になるであろう、私の笑みに反応しなかったレオを除く3人から調査していこう。
そうと決まればここでモタモタしていることは出来ない。きっとこのSHRが終わればこの教室には大量の生徒が詰め掛けるはずだ。そんなことになっては調査なんてもってのほか。
学級委員の「起立、礼」という号令を合図に教室から飛び出す。
とりあえず調査といったって人通りが多いところにいては、教室にいるのと大差ない状況に陥ってしまうので校舎の外に出る。
10分休憩が終われば授業が始まるのでそれまで隠れていれば大丈夫だろう。その後調査に入る。
転校初日は様々な手続きもあり授業は免除されているのだ。
自分の計画に不備がないことを確認して満足する。
暇潰しがてら探索していると噴水の中になにやら水色の髪の人物が見える。
ん?噴水の中?
目の前の光景に目を疑っているとその人物が顔をあげて私と目が合う。
よくよく見れば不審な人物は調査対象の1人、深海奏汰であった。
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作者名:志久真 | 作成日時:2018年8月18日 19時