ネットで知り合ったイケメンが生徒会長だった件について【wrwrd】

誰誰誰！！！！？？ ページ45

神「久しぶり！会いたかった！」
『私は会いたくなかったです』

目の前でニコニコと笑っているのは間違いなく前に見た美少年神だ。

何故こうなったかと言うと…──


・


『ゾムさんはっや人間じゃねぇ』
em「あの人運動神経抜群ですからね」
『次元が違う』

いつの間にかゾムさんと私達の間には何メートルかの間があいていた。
男女の差もあるだろうけど…速すぎでしょ。
私は追いかけるのを諦めて、自分たちのテントへと向かう。

em「戻っちゃうんですか？」
『休憩』
em「私はまだまだ行けますよ！」
『私に引っ張られてたからな』

あっ、という顔をするエミさん。
可愛い(小並感)
わたしは再びエミさんの浮き輪を取ると、テントへと向かった。

・

『水が上手く感じる』
em「運動した後の水は良いですね〜」

隣で脱力しきっているエミさんを見ながら頷く。

でもあなたそんな泳いでな…あっ(
足を組み直し、再び喉にキンキンに冷えた水を流し込む。
ひとらんらんさん流石。

私は頭の上にあるサングラスを掛け直す。
そのせいで視界が暗くなる。
すると前から同い年ぐらいの美青年がズンズンと大股で近づいて来ていることに気がついた。
だが私は気の所為だろうと思い、椅子の背もたれに寄れかかる。

…あれ、これ気の所為じゃない？？


？「A！」
『ぎゃぁああああ』

来たと思えば手を握られて思わず叫ぶ。
イケメンだからって何でもしていいわけじゃないんだぞ！？

悲鳴に気づいたひとらんらんさんが私と美青年の手を無理矢理離す。

ht「…ウチの子に何の用でしょう」

マジでお母さんじゃん

そんな場に合わないことを考えていれば美青年が驚いたような声を上げたあと、納得したように頷く。

神「そっか、姿違うもんね！
僕だよ、神！」

『…えっ？』

・

ここから冒頭に戻る。

『…ホントに？』
神「ホントホント！」

神は自分を指さすと、目の下の所をトントンとつついてみる。

神「ほら、マーク！」

私がそこを覗き見ると、そこには雫の形のマークがあった。
あれ、神にもこんなのなかったけな…
てか、言われてみれば面影あるような…

二重でぱっちりな群青色と紫色の目に、高くシュッとしている鼻。
そして色白な肌。

…これイケメンな人は持ってるな。
でも確かにそうだ。
神だ。

ht「…知り合い？」
『まぁそんなものです』
神「恋人だよ『嘘言わないでください』えへ」


・


久しぶりに文字数足りねぇ

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