恋愛奮闘記 (ページ19)

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おたすけげんきくん！ページ19

「ぎゃあああああ岩橋玄樹ーーーー！！！」

岩橋「うっさい」

菊池「うるさ」

永瀬「Aさんうるさ」

藤井「ん～…うるさい…」

「うるさい！！！いいからちょっとげんき！！！！！！！！！きて」

岩橋「も～なにー…」

と言いつつ私の方に来てくれたのでそのまま腕を引っ張りカフェテラスまで連行

玄樹の分のカフェラテと自分のカフェラテを買い席に座り一息

「重岡と平野から告白された」

岩橋「だろうね。あの二人のAのこと好きなのはってたもん俺」

「ど、どど、どうしたらいい」

岩橋「Aはさあ、どっちが好きなの？」

「……え、わかんない」

岩橋「じゃあ聞き方変えよっか。

一緒にいてしんどくなかったり、本音でぶつかれたりするのは？

後、ドキドキするのはどっち？

今、どっちの顔が真っ先に浮かんだ？

」

「……そら、本音とか言えんのは重岡やし…ドキドキ…」

ぱっと頭に浮かんだのは重岡…。

岩橋「それが答えみたいなもんじゃん。恋愛フラグクラッシャーのAが恋愛ね～」

「え？え？待って、これは恋なのか？？」

岩橋「恋じゃん。何言ってんの」

「いや、でも平野にもドキドキするで？」

岩橋「じゃあさ、付き合ったとしてどっちとなら続きそう？」

「……」

平野は年下だし甘えた、でも間に見せる顔や気遣いは男らしい

重岡は…

そうだ、いつも私のこと考えてくれてる。

なんだかんだ仕事もさりげなく助けてくれる

辛い時に笑いながら愚痴を聞いて忘れさせてくれるのも重岡

めちゃめちゃ大手の契約取れた時も悔しそうにするけど何やかんや1番喜んでくれるのはアイツ

岩橋「そんぐらいそいつの事なやめるなら、もう意識はしてるってことじゃん。あとはA次第なだけ」