27. タキシード ページ27
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トイレ会議で事前にリサーチしたところ、
若い子が多いからか、みんなキレイな色のふわふわしたかわいいドレスを選んでいるみたいで、
こんな大人なドレスでいいのだろうかと迷ったけれど、
そもそもルカのドレスも結構大人だし、
若い子が多い社内の女の子に対して、ゲストは30代以上の方が多いということだったので、
大人なドレスでも浮くことはないだろうけど･･･
「「ふぅ･･･」」
そうしてふたりしてため息をついていたけれど、
そろそろ夜も更けてきたので、ルカはもちろん社長から贈られたドレスを、
私はルカの一押しのボルドーのドレスを手に取って、それに合いそうなアクセサリーとともに、家路に着いた。
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金曜日は朝から社内の雰囲気も慌しくて、
最後のテスト運用を終えた私が、自席に戻りいつものように資料をまとめて、本番リリース用のファイルセットを作っていると、あっという間に17時が近付いてきた。
「Aちゃん、そろそろ･･･」
私が顔を上げたのと同じタイミングで、高遠くんから声を掛けられた。
すると、それから少しして、愛乃ちゃんが執務室のみんなに向かって、
「そろそろ作業を終えて、会場に向かってくださーい。」
って声をかけたこともあって、急に執務室がざわざわとしだしたと思ったら、
各自大きなカバンを持って会社を後にしはじめた。
「じゃ、現地でー。」
私も、日報を送って会社を後にすると、着替えをするために、マンションへと向かった。
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「ねえ、潤くん。このネックレス留めてくれる？」
髪をアップにセットして、パーティ用にいつもより少しだけしっかりとお化粧をする。
それからドレスを着ると、時間はもう17:50。
そろそろ出る時間なこともあり、
焦ってしまって、どう頑張っても留め金がうまくはめられない私は、
着替えを終えてリビングにいるはずの潤くんを頼りに部屋を出る。
「わーお。Aちゃん、超イケてんね。」
リビングに入った私を見て、潤くんが褒めてくれた。
「ありがとう。ちょっと大人すぎるかなーと思ったんだけど･･･って言うか、潤くんもカッコイイ！」
ビシッとタキシードに着替えて、髪をセットした潤くんは、倒れそうなほどカッコイイ。
「ありがとう。俺、今年は受付だからさ。」
潤くんはそう言って、ちょっと照れた顔で微笑んだ。
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ゆん*(プロフ) - ゆりんさん» コメントありがとうございます！ドキドキありがとうございます♪これからも楽しんでいただけると嬉しいです☆ (2014年12月7日 17時) (
レス) id: ef176538c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりん(プロフ) - いつもドキドキしながら読んでます！！もう翔さんヤバすぎます！！ (2014年12月7日 16時) (レス) id: 850376e816 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - ドキドキが止まりません！ (2014年6月6日 18時) (レス) id: 84be6edf25 (このIDを非表示/違反報告)
優里(プロフ) - ゆん*さん» 1章終わりましたねぇ〜…(*´艸｀) 翔さんやばいですよ、ほんとに!ちらっと次の章見てきましたが…あわわわわわ(゜Д゜；≡；゜Д゜)心を鍛えておきます(笑) では、移行後に失礼しました! (2014年5月20日 18時) (携帯から) (レス) id: 24dd3bbca5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん*(プロフ) - ayuさん» 一気読みありがとうございます！！嬉しいです♪いいでしょ〜？部長、いいですよね〜って、自画自賛してすいません（笑）私の妄想で喜んでいただけて、とっても嬉しいです！これからも色気全開でお届けしたいと思います！ (2014年5月18日 19時) (レス) id: 6cd285a405 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2014年4月30日 22時
