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───舞鶴港にある海上自衛隊基地にて。
私はコナンくんの目線に合わせるようにしゃがみ込むと、彼の見ていた携帯を覗き込んだ。
「舞鶴湾って、ここですよね？」
そんな彼の携帯から流れるニュースを聞いていた光彦くんが尋ねると、コナンくんは「ああ」と頷く。
『なんかあったの？』
「今朝沿岸で、不審船が見つかったんだってさ」
『へぇ…』
「ほら、ガキんちょ共！Aも！間を空けないでちゃんと進みなさい！」
ぱちりと瞬きをすれば、私たちの前に並んでいた園子が振り返って注意する。…ついでに私にも。
はぁい、ときちんと返事をして前に詰める子供たちを見て、私も降ろしていた腰を上げる。
「ちょっとお父さん！保護者なんだから、ちゃんと子供たちを見ててくれないと！」
「るせーな、付き添いが必要だって言うから来てやったのによー…」
競馬新聞を読んでいたおじさんは、蘭に指摘されて文句を零しつつも前に詰めた。
「イージス艦に乗れるなんて滅多にないことなんだよ！10倍以上の超難関だったんだから！」
「そいつが馬券だったら良かったのになぁ」
そんなことを言うおじさんに「もう！」と呆れたように前を向き直した蘭。
…あはは、ほんとに相変わらずブレないなぁ。
「っていうか、イージス艦ってなんなの？」
『…船じゃないの？』
私と園子の声に、蘭は困ったように「えーっと」と左上に目線を向ける。
…蘭がよく考える時にやるやつだ。
「イージス艦とは、アメリカ海軍が開発した武器システムを搭載した艦艇のことですよ！」
「すっげー強ぇ軍艦だよなっ！」
「はい！」
『へぇ…詳しいね、すごいすごい！』
私が彼らを見下ろしながらそう言えば、2人は照れ臭そうに笑う。
可愛いなぁ、小学生は。
「歩美ちゃんもそういうの興味あるの？」
「ううん！でも海好きだし、せっかく当たったんだもん！」
園子の問いかけに答えた歩美ちゃん。
そうだよねぇ、とおじさんの方を見る蘭に苦笑を零していると、コナンくんが柵をくぐり抜けた。
「僕ちょっとトイレ！」
「早く戻ってよ、順番もうすぐなんだから！」
可愛らしく「はぁい」と返事をしたコナンくんは、トイレの方へと駆けて行った。
…あれは電話だな。
哀ちゃんか、博士か、服部くんと予想しよう。
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ゆうみん - 頑張って、もう少しだよん、コナン君達助けてくれるよん、次回楽しみにしてます (2019年5月28日 21時) (
レス) id: bf7cef9bae (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ(プロフ) - ゆうみんさん» ぜひぜひ楽しみにしていただければ光栄です！毎度コメントありがとうございます！ (2019年5月28日 20時) (レス) id: 9511f3d914 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - やばいぞ、彼女ちゃん海おちゃたあ、早く助けに行かなくちゃあ、コナン君達はどうなるの楽しみです (2019年5月28日 17時) (レス) id: 031a0bf45d (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ(プロフ) - ゆうみん さん» 楽しみにしててください！！！！笑 これからどんどん展開が進みます！！笑 (2019年5月26日 18時) (レス) id: 9511f3d914 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - あああ、気になるあ、どうなるの、犯人は、彼女ちゃん達は次回楽しみにしてます (2019年5月26日 17時) (レス) id: bf7cef9bae (このIDを非表示/違反報告)
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