犬「ｺﾞｸﾝ………うるさいびょん、今食ってんだから静かにしろ！！」 ページ5
「てめぇらァアア！！まだ首の皮ァつながってるかァアアアアア！！！！！」
大きすぎる声に正直何いってるか分からなかったが、助かった。
さっきまでの一瞬の隙も許さないような空気が、スクアーロの怒声(？)によって簡単に破られたから。
インパクトの強さにあのブルーベルでさえポカンとしている。
……しめた！！！
「ナイスっスクアーロ！！
じゃあ早速で悪いけど逃げるぞ！！！」
「あ”？」
怪訝そうに眉を寄せるスクアーロ。だが考える時間も惜しくてオレはクスアーロの手を引いた。
ついでにヴァリアーのみんなもいるようなので、一緒に逃げるよううながす。
「白蘭、さっきみたいに翼の上に乗せれるか！？」
「普通に無理」
語尾に星マーク散らばしながらほざいたので、走りながらも蹴りを入れる。
あ、避けられた。
「チッ………
なら、デイモン、頼む！少しの間でいいからショートワープ(短距離瞬間移動)使えないか？」
「この人数全員を移動させろと？」
「う、うん……………」
心なしかデイモンのいつもの笑顔がひきつっているように見える。
しかし！今はそうでもしないと逃げきれないっ
「お願いだ！もう一生クソ茄子と呼ばないからお願いだ！」
「さては私をナメていますね」
フフッこれくらい言えばデイモンはチョロイから仕方なくやってくれるだろう
その読みは大きく外れてしまった。
「逃がすか！！！」
「待ちやがれ！」「極限に許せん！」「殺してやる！！」
とかしてたら、どんどん追っ手との距離は縮み始めた。特にツナなんかは早速ハイパーモードになって向かってきている。
そうか、リングが新しくなったからまた一段と強くなったのか。
「くっ………追い付かれる」
小さくそう呟いた。するとそれが聞こえたらしい白蘭が突然後ろに向き直った。
「諦めるのはまだ早いよ、Aチャン」
「？」
一体何をしようとしてるんだ。
そう疑問に思った刹那______________
＜バキィ！バキィ！ガキィイン！！＞
なんと白蘭は、
みんなのボンゴレリングを謎のビームで壊してしまった。
『……うん、最初っからそうやって喋ろうか。な？』→←フラン「もう8割何いってるのか分かりませんねー」
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珊瑚 - 本当にありがとうございます。また読みにきます。 (2020年8月16日 20時) (
レス) id: 950882ee48 (このIDを非表示/違反報告)
珊瑚 - 久しぶりに読みにきました。何度読んでも飽きがこないストーリーと破天荒で情が深い主人公が大好きです。もう続きが無いのは悲しいですが、更新があるたび心が躍り予想していない展開にドキドキした中学そして高校時代、ラーナさんの作品に出会えて幸せでした。 (2020年8月16日 20時) (レス) id: 950882ee48 (このIDを非表示/違反報告)
澪歌 - 続きをお願いします！気になって夜しか眠れません！！ (2018年4月6日 15時) (レス) id: 89de5cc263 (このIDを非表示/違反報告)
紅夜桜(プロフ) - おわりとは無情なり (2018年1月17日 0時) (レス) id: 76ed65e459 (このIDを非表示/違反報告)
霧の守護者 - 今まで読んできた原作無視作品の中で1番面白かったです！続きお願いします！！ (2017年9月26日 21時) (レス) id: 85a4490bed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラーナ | 作成日時：2014年9月15日 11時
