私も好きで馬鹿じゃないんだよね。 ページ18
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よくある事だと思う。
こーゆーモブちゃんが案外、
ちょーぜつ可愛いとか、そーゆーの。
そんなものは無いし、頭も宜しくはない。
抜き打ちでやられた化学のテストでは、
実に34点を叩き出した。
もしかしたら天才なのかもしれない。
いやごめん、レオス先生の説明では何もわからん。
「オリバー先生見た瞬間に、
緑茶コールしてて、なんでそれがテストに出るのかわからない。」
薺「問2の、オリバー先生の嫌いな飲み物は?ってやつね。
てか、オリバー先生緑茶は好きらしいよ。」
「あれ、同じ人間だよね?
あれ、私だけ異世界来ちゃった感じ??」
薺「たとえお前が異世界に行ったとしても、
開始5秒で死ぬから安心しなよ。」
「平民にすらなり得ないの悲しい。」
薺「ざーこ。」
「こんな会話してっから、
私って馬鹿なのかな。」
今更の話が出た。
いや違うんだもん、レオス先生の化学は面白い。
レオス先生自体が面白い。
けど、いきなり変なことを言い出すし、
まめねこの話をされ出す。
日常的な話とかもされるけど、
授業内容はちゃんとしているのだが、
問題はテストの内容である。
八割ぐらい関係ないことが書き込まれていた。
「どう思う?昨日吸ったタバコの本数とか。」
薺「え、昨日話してたじゃん、
1日10で、多い時は20って。」
「あの人いつか早死するくね???」
なんて、薺ちゃんと喋っていても、
レオス先生はでかい声で喋っていた。
この前はバランスボールに乗りながら、きたなぁ。
そんな会話を繰り広げていれば、
なにをどういう訳か、
隣の叶さんは笑っている、どうしたんだ。
肩を震わせながら、必死に抑えているのを見る。
叶「2人って、変な話するよね。」
「脊髄反射で喋ってるとこはある。」
薺「それな。ていうか、幸代さん100点だってね。」
「このテストで!!??えっ!!?!
あと私レオス先生のこと許せないよ、
チョコミントは歯磨き粉だろ、」
レオス「角田さん単位なしで。」
「なんて??いやいや、ちょ、
あれは人の食べるものじゃない。」
レオス「出席ゼロにします!!!」
「くっっっ、え、嘘ですよね?」
レオス「本気ですねぇ〜。」
その言葉に台パンをしては、
バタバタと椅子の上で暴れそうになる。
こらえた私は偉いよ。
教育委員会に訴えようかな。
(全て冗談でした)
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ふしみや(プロフ) - 完結おめでとうございます!fwくんの新作も読ませていただきます! (2023年4月10日 8時) (レス) @page50 id: ab0c092877 (このIDを非表示/違反報告)
やた - まってまってここに神いるマ?ぇ、ほんとに好きですがんばってください好きです (2023年4月4日 15時) (レス) @page34 id: 2bbfab8645 (このIDを非表示/違反報告)
侏儒(プロフ) - 書き方がめちゃ好きです!後方腕組彼氏面で応援しまくってます!((ちなみに薺ちゃん推しになりました(( (2023年4月2日 19時) (レス) @page32 id: ea70dcd67b (このIDを非表示/違反報告)
ろぜった - 初コメ失礼します。すごくすごくすきです!主人公ちゃんも齋ちゃんもめためたかっこよくて最高です。これからも更新頑張ってください! (2023年3月29日 19時) (レス) id: 39b04079dd (このIDを非表示/違反報告)
ティッシュ - 最高です。主旨は違うかもしれないのですがもしや油夢を書く才能が輝いてませんか!?ココ最近で1番ドキドキしてます。あわよくば単体夢書いて頂きたいレベルで好きです。。最後まで応援させてください! (2023年3月28日 0時) (レス) @page26 id: 07e0444dac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ことり | 作成日時:2023年2月2日 9時