あー、まじですか。 ページ17
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やっとのことで家に帰った。
途中までは本当に、
死にそうな思いをしながら、
後輩の四季凪くんに、ぎゃーすかと泣いてたかもしれない。
めちゃくちゃ解釈違いの話をして、
口論してたけど。
自分の存在をどれほどまでに無くしたかったか。
道中、トラックに突っ込んでやろうか、
とすれば、笹木先輩と椎名さんに、
めちゃくちゃ止められたけど。
いや、まじでごめん。
めちゃくちゃ真顔で、肩つまかれながら。
笹木｢あかんやろ！！！！！！｣
｢すいませ、｣
椎名｢こっっわかったんやけど！！｣
｢ぁ、すっ､ｻｰｾﾝ。｣
なんて言うことをしていた。
いやー、自分でもビビったよね。
あんな直ぐに行動起こせるとは思わなかった。
なんてことを振り返っても、
そういや、めちゃくちゃ人いたな。
私の学校の人たち、めちゃくちゃ見てたな。
｢あれ、けっこう、やべーのでは？｣
そんなことを今更思い出した。
そうである、モブのような人間が、
美男美女集団の中にいたのは、
もはやあれだ。
なんであいつが！？的なやつが起きるやつだ！！！
それを今更理解した後に、
薺ちゃんに電話をしたのならば、
普通にバッサリと。
薺『今更？おっそ。』
｢ねぇなんでよ！！！｣
薺『そもそもさー、幸代さんを、
顔面で助けた時点で、周りは思ってたわけよ。
まぁそのあとことごとく話しかけられてたのもあるし。』
｢イブラヒムくんめー！！！！！｣
薺『まぁべつに、好きなようにしたら？
幸代さんたちと仲良くなりたいなら、すればいいし。』
｢それは解釈違いなんだよね。｣
薺『出たよ、解釈違い。』
｢何度も言うけど、私は普通だからさ。
幸代さんたちのことは好きだけど、
それはあくまで推しとしての意味。
だから、友達になるのは違うし。｣
そんな事をぼんやりと考えながらも、
ちゃんと言ったのならば、
薺ちゃんは、ふーん？なんてしていた。
何度も言うが私はモブAである。
ヒロインと彼らの絡みを見て、
はしゃぐだけの。
だけど世界はそれを気に入らないと言う。
意味わからないなー、なんて思いながら、
寝るという言葉に頷き、
電話を切った。
どうか明日からは、元に戻ってますように。
話しかけられたら喋っちゃうから、
無視とかできないタイプなんだよね、私。
私も好きで馬鹿じゃないんだよね。→←もう一度信じてみませんか。
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ふしみや(プロフ) - 完結おめでとうございます！fwくんの新作も読ませていただきます! (2023年4月10日 8時) (
レス) @page50 id: ab0c092877 (このIDを非表示/違反報告)
やた - まってまってここに神いるマ?ぇ、ほんとに好きですがんばってください好きです (2023年4月4日 15時) (レス) @page34 id: 2bbfab8645 (このIDを非表示/違反報告)
侏儒(プロフ) - 書き方がめちゃ好きです！後方腕組彼氏面で応援しまくってます！((ちなみに薺ちゃん推しになりました(( (2023年4月2日 19時) (レス) @page32 id: ea70dcd67b (このIDを非表示/違反報告)
ろぜった - 初コメ失礼します。すごくすごくすきです！主人公ちゃんも齋ちゃんもめためたかっこよくて最高です。これからも更新頑張ってください！ (2023年3月29日 19時) (レス) id: 39b04079dd (このIDを非表示/違反報告)
ティッシュ - 最高です。主旨は違うかもしれないのですがもしや油夢を書く才能が輝いてませんか！？ココ最近で1番ドキドキしてます。あわよくば単体夢書いて頂きたいレベルで好きです。。最後まで応援させてください！ (2023年3月28日 0時) (レス) @page26 id: 07e0444dac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2023年2月2日 9時
