可愛さで殺す気でいますか。 ページ1
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｢最近思ったこと話していい？｣
『やめろ。』
｢なんでよ！なんで聞いてくれないの！！｣
『その話今日だけで5回目なの。
しかも朝のHR終わってからね！！！』
そう話していたのは友達の、
薺ちゃんである。
唯一の友達である。
うるせぇ、陰キャなんだよ、仕方ないだろ。
そう思いながらも、
私は盗み見るようにと、
クラスのマドンナである、
幸代さんを見た。
そうである、美人である。
めちゃくちゃ好み。
という、話は置いておいて、
薺ちゃんにしようとしてた話は変わらずに、
幸代さんとイケメンたちの絡みが尊いという話。
はい、朝のHRが終わってから、
隣のクラスの不破くんがやって来ました。
不破くん入りま〜す。
不破｢あまね〜。｣
幸代｢はぁい、あまねちゃんでーす。｣
その言葉に私は思わず机を叩いてしまった。
は？？？可愛すぎるだろ、やめろよ。
美人タイプなのに、
自分のことあまねちゃん、って言うのやめろよ。
可愛すぎて動悸が収まらないだろうが！！！！
薺ちゃんの腕を掴み、
不破くんと幸代さんを指さしたのならば、
やめなさい、と人差し指を折られた。
え、あの、折らなくても良くないかな？？
不破｢今の音なに、｣
幸代｢ん〜？あぁほら、
端っこの、角田さんと浜田さんいるでしょ。
めちゃくちゃキラキラした瞳で私たち見てるのわかる？｣
不破｢さすがに分かる。｣
幸代｢絡みみるだけで、はしゃぐの。｣
不破｢それだけ？｣
幸代｢それだけ。｣
なんか一瞬、
角田さんと浜田さん、とか聞こえたけど、
私たちのことでは無い、よね？
やだ、推しからの認知とかまじで要らないから。
金で殴るぞ！！いいのか！！
お金しかないんだぞ！！
という虚しいことを考えるのをやめた。
目の前で教科書を貸してる幸代さんを見る。
教科書を貸すんですか？？
落描きとかあるタイプやーーん！！！知らんけど。
｢どうしよう、朝のHRが終わってこれって、
今日私死ぬんじゃないかな、薺ちゃん。｣
薺｢お葬式はダンボールでやってやるよ。｣
｢せめて、キャンドルで弔ってね。｣
薺｢線香はたいてあげる。｣
その言葉に喜んだのならば、
薺ちゃんに小声で｢ちょろ。｣と言われた。
おい、誰がちょろいだこの野郎。
友人代表だぞ、お前。
わかってるのか？？
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ふしみや(プロフ) - 完結おめでとうございます！fwくんの新作も読ませていただきます! (2023年4月10日 8時) (
レス) @page50 id: ab0c092877 (このIDを非表示/違反報告)
やた - まってまってここに神いるマ?ぇ、ほんとに好きですがんばってください好きです (2023年4月4日 15時) (レス) @page34 id: 2bbfab8645 (このIDを非表示/違反報告)
侏儒(プロフ) - 書き方がめちゃ好きです！後方腕組彼氏面で応援しまくってます！((ちなみに薺ちゃん推しになりました(( (2023年4月2日 19時) (レス) @page32 id: ea70dcd67b (このIDを非表示/違反報告)
ろぜった - 初コメ失礼します。すごくすごくすきです！主人公ちゃんも齋ちゃんもめためたかっこよくて最高です。これからも更新頑張ってください！ (2023年3月29日 19時) (レス) id: 39b04079dd (このIDを非表示/違反報告)
ティッシュ - 最高です。主旨は違うかもしれないのですがもしや油夢を書く才能が輝いてませんか！？ココ最近で1番ドキドキしてます。あわよくば単体夢書いて頂きたいレベルで好きです。。最後まで応援させてください！ (2023年3月28日 0時) (レス) @page26 id: 07e0444dac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2023年2月2日 9時
