説明下手かよお前ら。 ページ35
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「とことん走れ、ってなんですか。」
ベルモット「囮。」
バーボン「死んでも大差ない役。」
ピスコ「代わりのきく代用品。」
「人の命をなんだと思ってらっしゃる?」
これである。
今回の任務で私はまた人を殺さない役割にいる訳で。
まぁ別に今更なんだ、と思ってしまうのだが、
コンテナ街でひたすら走れ、と言われた。
だから、問いかけたらこれである。
バーボンさんは愛嬌しても無駄ですからね、
ピスコさんに関しては、初めましてだぞ。
もう少し言い方どうにかしたらどうだ。
ジン「文句か。」
「文句です。
あぁああ、ごめんなさい、異論は無いです!ないって!
ないって言ってんだろ!聞いてんのかおい!!」
ジンさんのことばに、率直に言えば、
バーボンさん、ピスコさん、ベルモットさんまで、
追加されては、
銃口を向けられ、撃たれた。
走り出しては、机を倒して隠れても、
机に穴が開きました。
誰が金出すんだよ。
キャンティ「んまぁ、いつも事務仕事だったからな。」
「キャンティさぁん!!」
ベルモット「いいから黙って走る。わかった?」
「やだぁぁ、死ぬかもじゃぁん。
しにたくなぁぁい!!!」
ベルモット「わかった??」
ベルモットさんに胸ぐらをつかまれて、
かちゃっ、と銃口を額に押し付けられたので、
こくこく頷くしか無かった。
ハニトラ要員に選んだやつをすぐ殺そうとするな。
そう思っていても、結局私は、
立場上下っ端なのだから、
意見が通るわけが無い。
わかりきっていたけども。
「仕事するので、長期休暇ください。」
バーボン「なにか予定が?」
「もうすぐ、命日なんです。
お父ちゃんの。墓参りに行きたいので、」
その言葉に幹部の皆さんは顔を合わせて、
ジンさんには舌打ちをされた。
なんでだよ、許せよ。
そう思いながらも、許可された。
「いや、ついてくんなって。」
幹部何人かいてもいいなら、だが。
ふざけんなよ、
人の帰省をなんだと思ってんだ。
バーボン「じゃんけん負けた人が、
お金全部出しましょう。」
ジン「物理は。」
ベルモット「ありで。」
そんなに金出したくないなら、
しなきゃいいのに。
目の前で殴り合いがはじまった。
とばっちりを受けた私が敗北者だった。
おかしいな、色んな意味で。
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とまと(プロフ) - 初コメ失礼します!続編おめでとうございます…この小説大好きなので嬉しい限りです!これからも応援してます!! (5月9日 22時) (レス) @page50 id: a58e0df712 (このIDを非表示/違反報告)
す ズ き(プロフ) - マジでただのワガママなコメントなんですけど良かったらピンガとか出して貰えませんか…! (2023年4月30日 14時) (レス) id: 0fae52931b (このIDを非表示/違反報告)
くるん - 最高小説!!!!ありがとうございます! (2023年4月17日 3時) (レス) @page46 id: ebb5ee106d (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - まさかの血繋がってないんかいw (2023年4月15日 21時) (レス) @page45 id: cae0d8d8c8 (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - この小説好きです!!!結婚してください!!!!((( (2023年3月27日 13時) (レス) @page43 id: d025dfcb18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ことり | 作成日時:2022年5月2日 5時