不純恋愛【呪術廻戦】

第四話 ページ4

私達の何が ”不純” って、







それは結局、年齢も、してることも含めて全部だと思う







付き合ってもないのに、一緒に寝食を共にして、触れ合って








不純だ＿









「先生……怒ってるでしょ」





帰ってからも先生の顔色は怒りを伴っているように感じた






「怒ってるよ」







今日は、素直だ


いつもは大人だから、意地を張ろうとする




さっきも寝てたし、最近上とごたごたしてるみたいで疲れてるのかな





「だから、僕のご機嫌とって」




なんとめちゃくちゃなお願い




「先生ってほんとに子供」




大人なのに、子供



それが、嬉しい自分はもっと子供





「子供でいいよ」



優しく唇にキスを落とされる


先生の唇は薄くて柔らかくて、何回でも触れたくなって、やみつきになる






大きなリビングに無造作に置かれたソファーとテレビ


そのソファーに座って私達は熱いキスをした








先生は大人のキスもそれ以上のこともしてこない







それは、”不純” な私達にとって言い訳の出来ない事実となってしまうから







この平穏と歪な幸せは、不純の上に成り立っているのだから

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