66.緊張と不安 ページ26
ライブがいよいよ明日に近づいてきて、絶賛吐きそうなAちゃんです←
毎日練習してきたから大丈夫なはず。でも余計なことばっか考えちゃう!!
ガチャッ
剛士「お前、恵美に今日練習すんなって言われてただろ。」
A「あはは…ちょっと明日不安でさ…。」
剛士「…。」
ごうくんが横に座る。珍しい、滅多にごうくんから横に座ってこないのに。
剛士「毎日夜遅くまで練習してきてたんだろ?」
A「何で知ってるの?」
剛士「唯月と遙日から聞いた。」
A「…だって、あのすごい人達とライブだよ?追い込んででも練習しないと…。」
八乙女事務所時代、音楽の才能はなくてトーク力もなく、番組に先輩達と一緒に共演するとネットでもかなり比べられたり色々最悪だった。
今回も比べられたらどうしようとか私の時にペンライト振ってもらえなかったらなんて思ってる。
剛士「お前の努力は俺達もすげぇって思う。」
A「え?」
剛士「努力は報われるだろ。だからマイナス思考はやめろ。」
A「う、うん。」
びっくりして思わず頷いてしまう。ごうくん、頭打ったとか…?←
ガチャッ
悠太「あ!ごうちーん!Aちゃーん!」
健十「今日は皆で晩ご飯食べるってさ。」
剛士「わかった。」
A「うん!今行くね!」
持ってきていたタオルと水を持って悠太くんとけんくんのところに行く。久しぶりだなぁ、皆揃ってご飯食べるの。
142人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:はくまい | 作成日時:2019年6月17日 13時